2010年08月13日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

ラケット感情

世の中、お盆休みで都内は人が少ない。
さて、自分は?というと今日も終電スレスレ。
ナンヤカンヤとヤボ用で一日が終わってヘロヘロ。
私って、自分の意見をハッキリ言う割には?何故か人に
頼み事をされると断れない。

今週一週間、早く帰宅して、家族の夕食を作って余裕の
一週間を過ごす事を家族に宣言していた。
にも関わらず、作れたのは一日だけ。

大阪への出張が続いた長男は、一ヶ月振りに美味しい食事
だと感激してくれたものの、何だか微妙。
夫も日々、帰りが遅く疲れ気味。
せめて週末の今日は、早く帰宅して・・食事を作って・・と
思っていたのだが・・。

最初は頼まれ事を終えたら帰ろうと、思っている。
しかし、いつの間にか自分で仕事を増やしてしまう。
その原因は、気になりだしたら徹底的に追及したくなる性格
に在る。時間が無いくせに、暫く横に置いて次の機会にやる
という事ができない。

これは「・・するまでは」の人生脚本。
どうも人生をバランス良く、生きるのが苦手の様だ。
去年は山ばっかり登っていたのに今年は夢幻。
夏が過ぎ、秋に移り変わったら、疲れている自分を休ませる
為の旅行に行きたい・・しかし気力が残っているだろうか?

オーバーワーク気味の自分を何とかしなければ、家族に見放
されそうな気持ちになり、後ろめたさが残る。
このラケット感情には思い当たる節が有る。
一つは、子育て真っ最中における、仕事と家庭に纏わる夫と
の感情のもつれから来ている。今回は、このラケット感情を
無くす事に焦点を当てて、夫と話し合いをしてみる事にする。

その前にする事は「・・するまでは」の人生脚本の見直し?
イヤイヤ、どちらも手ごわい。
blogranking.gif

ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ブログを読んだらクリックしてね!

posted by CSNメンバー at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0)

2010年08月06日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

ロッククライミング

日々、多忙で睡眠時間も短く疲労も蓄積しがちだ。
週末になると、家事に追われ貴重な一日が終わり、
すぐ次の週が始まってしまう。

こんな悪循環な日々が半年以上も続き、何とか生活
を立て直したいと思い始めた矢先に、左親指が腱鞘
炎になった。

又しても、身体の症状が先で精神的な気づきが後に
なってしまった。

私の場合は、何かに夢中になると肉体の疲れは極限に
達するまで気が付かない。
今回の腱鞘炎は、命の危険にまでは及ばないが7、8年
前に起こした忘れもしない車の転倒事故は、本当に命拾
いした。その時も疲労困憊の極限状態だった。

いつの時も、のめり込み過ぎる自分の性格にブレーキを
掛けようとは一応するのだが歯止めが効かない。
何らかの身体症状が出て、やっと頑張り過ぎた事を反省
する。

今回も一応反省をし、のめり込み過ぎるエネルギーを分散
させようと考えている。その一つが、室内ロッククライミング。
元々この類の事は大好きなので、腱鞘炎が治るのを心待ちにし
ている。秋口辺りには大丈夫・・かな?

暑い夏が早く過ぎ、運動の秋が早く来る事を待ち望んでいる。
blogranking.gif

ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ブログを読んだらクリックしてね!
posted by CSNメンバー at 03:59 | Comment(0) | TrackBack(0)

2010年07月30日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

親指の嘆き

カックン、カックンと親指が上手く動かない。
症状は2週間前に突然現れた。
第一関節の筋が、繋ぎ部分に沿って思う様に動かずピンと張って
曲がらず痛い。

老化現象?と思っているうちに他の4本の指もだんだん重く動き
が悪くなった。段々、焦りが出始めた。このまま、左手の指が動
かなくなったら?

仕事柄、指が器用に動かないのは致命傷。
今でこそ、指先に神経集中させないと検査データに即、影響する
と言う事は無いが、それでも動かないと仕事に影響する。

ついに今週月曜日に整形外科を訪れた。
医師の質問に答えているうちに手足のしびれが今年の春から始ま
っていた事を思い出した。

「なで肩の人は、普通の人より肩が落ちていて首から出ている神
経を圧迫しやすいから肩コリが酷く、背筋が生まれつき弱い。そ
の為、肩の筋力も弱く腱鞘炎にも成り易い。」と医師の説明。

えっ?腱鞘炎?
何も重い物なんか持った事なんて無いのに?
考え込んでいるうちに、症状が酷くなると手術になるとの説明が
有った・・腱鞘炎なんかの為に手術は絶対嫌だ!

リハビリと超音波、薬で治療する事になり、理学療法士の説明を
聞いた。「背筋が真っ直ぐすぎます。これは生まれつきかもしれ
ませんが治せる可能性は有ります。」

要するに、背筋と腹筋が無い為に背中がS字カーブでは無くヌベ
ーッと真っ直ぐなんだと医師と理学療法士は言いたいのだった。

そう言えば、登山をしなくなって約7ヶ月。
すっかり筋力は落ちてしまっていたに違いない。
そう思った瞬間に腱鞘炎の原因が思い当たった。
ドーナツの生地作り!重いステンレス製のボールに2キロ近くの
生地を左手で支える・・これだ!

その日から背筋と腹筋を毎日鍛え始めた。
成果は覿面。手足の痺れは大幅に無くなってきた。
残るは腱鞘炎のみ。取り合えず、片手持ちは無しにする様務める。

しかし大事に至る前に整形外科に行って良かった。
技師の癖に自分の為に病院へ通うのは、大嫌いなのだ。
blogranking.gif

ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ブログを読んだらクリックしてね!
posted by CSNメンバー at 03:50 | Comment(0) | TrackBack(0)

2010年07月23日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

今年も来た受診者A

きょっ。ぎょぎょぎょ。
この顔は・・・。
昨年の検査データの欄が空欄・・やっぱり・・。

苦手な人が検査に来室。
去年のいつ頃だったろうか?
ブログにも書いた事がある程のトラブルメーカー。

去年は、担当項目3項目のうち2項目を拒否した受診者A。
今年も、もしかしたら?と、思うと緊張が走った。

去年同様、第一検査は問題なくクリアー。

問題の第二検査を前にして、受診者Aが「あっ、この検査は・・。」
と口ごもった。

(アッ、キタ〜ッ↓又、ごねられるかしら?)と私の心はビビリまくり。
(去年、あれ程、大袈裟に騒いでいながら良く平気で来れる)と私の心
は呆れた。

次の瞬間、「そーでしたよね。去年はデーターが出せませんでしたが、
今年は、この検査はどーされますか?おやりになりますか?」と、サッサ
とパスされる事を願いながら聞いた。

「えっ、そんな事言われても、どうすれば良いか分からない。」と受診者A
は、困惑顔に少し不機嫌が加わった顔になった。

(ヤバイヨ〜。去年と同じ?30分、ごねられるのは、何とか避けねば!)
「じゃ〜。取りあえず、やってみますか?」と内心、ビクビクしながら
検査を開始した。

すると受診者Aが「アレッ、今年は大丈夫だ!」と一言。
あっという間に第2、第3検査終了。

いや〜。良かった!良かった!一瞬の緊張が脱力感に変わって疲れた。
年に数人、現れる・・自分の悪い検査結果に納得しない、出来ない人達。

この人達は必ず、自分意外のものに悪い原因を捜そうとする。
どんなに自分の問題だと明らかであろうと関係ない。
大きな子供になって怒りを一瞬にして爆発させて駄々をこねまくる。

殆どが熟年男性。女性には無い特徴のようだ。
呆れてしまう。家庭では、どんな存在なんだろうか?

それにしても、記憶力の悪い私の脳なのに、こういう類の事は、しっか
り覚えていて反射的に緊張する。しかし最近は緊張を手放す事が少しは
出来るようにもなって来た。ワヲ〜ッ。少し成長した!
blogranking.gif

ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ブログを読んだらクリックしてね!

posted by CSNメンバー at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0)

2010年07月16日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

癒しの院長

様々な濃淡を使い分けたスカイブルー。
空、雲、山、街並み、海、船、全てがブルー。
その中に、ほのかに際だつ明かりは黄色。

久々に訪れた空間の壁に飾られた絵画に一瞬にして引き込まれた。
どうすれば、こんなに人を魅了する絵を描けるのだろうか?癒しの絵。

ドアを開けた、その部屋には、ちぎり絵の紫陽花が飾られ、
ふと目を反らせば、ちぎり絵で描かれた院長の絵が在った。
そして、正面には懐かしく感じる院長の笑顔。
5年ぶりに会う院長はドッシリと、落ち着いた雰囲気を醸し出していた。

「私達、神経の過敏な者にとっては、この社会は、とても住み心地の悪いものなんで
すよ。」と、院長が言ったのは5年前。
当時、重度のストレスを抱えて心身共に緊張状態だった私は、初めて診療内科に行った。
初対面の院長は、消え入りそうな声と雰囲気で私に質問し同じ医療界の人間だと分か
ると、どっちが患者なのか分からない位に涙声になった。

(この先生、大丈夫なの?病んでるよ!)
自分の鬱病どころじゃない気が、する位、気の毒になってしまった事を昨日の様に思い
出した。
でも、その先生の「私達、神経の過敏な者・・・。」と言う言葉のお陰で、随分癒された。
(ああ、この先生は患者も自分も同じ目線なんだ。)と!

幸いにして、この先生との出会いが有リ、鬱からの脱出は早かった。
そして今日、鬱状態で顔の曇った長女と一緒に院長と再会。
「先生5年前にお世話になりました。先生覚えていらっしゃいますか?」
「うん。覚えているよ!僕も、この5年間で、随分成長できたよ!」

院長と私の年齢は、ほぼ同じ位。
アッという間に癒されて行く。緊張で顔が曇っていた長女は泣き顔から笑顔に移って行った。
ホッとした。(本当に、この先生は凄い!)

限られた時間の中での情報収集力と指導力の凄さ。
癒しの力は5年の歳月で数段アップ。
5年の歳月は消え入りそうな院長を、自信に満ちた癒しの院長に変えた。

マイナスに囚われる自分を如何に意識してプラスに目を向けさせるか。
マイナスに囚われる自分×時間=ストレス

人間は物事に囚われている時は、視線が一点を視ていて動かない。
その一点の先は何を視ているのか?それは脳を視ている。
だから、囚われの時間を少なくし、ストレスを溜めない具体的な方法は、視線を一点に
集中させず、視線をキョロキョロ動かす事。
何か家事をしたり身体を動かして、視点を意識して変える練習をする事。

漠然と分かっていた事も、ハッキリ院長に説明されると簡単にできる様な気になる。
blogranking.gif

ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ブログを読んだらクリックしてね!
posted by CSNメンバー at 22:56 | Comment(0) | TrackBack(0)

2010年07月09日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

取りこぼしの人生

今、この立ち位置で感慨無量に思う事は、自分の人生中々
面白いという事。

意味も無く、迷路に迷い込んだ様な人生行路が、今この時
に、少しづつ解れて、意味あるかの如く見え始めた。

多くの出会い、すれ違って行く人々の中から、自分にとって
かなりの比重で大きな影響を及ぼす人は、一生を通して、そ
う何人もいない。

生きるのに必死な若い時代には、見えなかったものが今は、
少しずつ見え始めた。

否定的に思っていた事が肯定的に思え始めた。

自分の中の何かが、変わった。

自分を否定的に観ていた時は、目の前の出会いやチャンスを
ものの見事に取りこぼして来た様に思う。

しかし、これからは違う。

取りこぼして来たものを拾い掻き集め、益々面白い人生にする。
blogranking.gif

ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ブログを読んだらクリックしてね!
posted by CSNメンバー at 03:59 | Comment(0) | TrackBack(0)

2010年07月02日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

行商の青年

雨降りの夕暮れ時、リズミカルに駆けぬける人力車。
何台続くのかと眺めていると縦長に5台。
客台には誰も載っていない。
こんな風景が観れるのは浅草ならでは、だろうか?

お客さんの勧誘の仕方も聞いていると面白い。
20代後半から50代後半だろうか?
結構幅広い。

最近、自宅の周辺で時々、台車に載せたお豆腐を売って
いる若い男性を見かける事が多くなった。のぼりに築地
、ゆば、お豆腐と書かれている。

わざわざ、築地からお豆腐を、こんな遠い所まで台車に
載せながら行商しに来るのだろうか?
そんな筈は無いが・・・。

いつかは聞いてみたいと思っていた。
何故、そんなに、コツコツ、歩いて行商ができるのか?
熱い日差しの中、雨の中、黙々と頑張れるのか?

そして、そのチャンスが3日前に訪れた。
「ENISHI」のウインドウから「築地、ゆば」の、のぼりが
チラチラとはためいた。行ったり来たり。
どうやらドーナツを買うかどうか考えている様子。

ついにドアが開いた。そして20代前半の青年が爽やかに、
「ドーナツ下さい。岩塩が前から気になっていたんです!」

その青年と色々話しているうちに築地から来るのでは無く
反町から来るのだと聞き納得した。バイトをしながらドラム
をたたいているのだという。

人力車を運転している青年もバイトしながら何か夢を追って
いたりするのだろうか?

何だか、羨ましい気もする。嫌々しんどい!!
blogranking.gif

ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ブログを読んだらクリックしてね!
posted by CSNメンバー at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0)