2009年02月13日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

何で、こうなるの?

ビュウビュウと春一番が吹いたかと思うと鼻水タラ〜。
ついに今年もやって来た花粉症の季節。

私の場合は花粉症の季節には何故かストレスを抱え込んでいる事
が多く、その事がアレルギーに拍車をかけているような気がする。
そして今年もしっかりストレスを抱え込んでしまった。

前回ブログでの決断が、アレヨアレヨと崩れ、着地点がずれた。
一時は、自分の決断の内容を相手に伝え、三重苦を逃れたつもりでいた。
しかし、それは自分の言い分を相方に伝えただけに等しい結果になった。

現実問題として、人手不足は早急に埋まる事はない。
人材が確保されたとしても、特殊検査が故に手技が間に合わない。
因って、その穴埋めは誰かが負うしかない。

マサカそんな〜・・と思っているうちに走り出させられてしまった。
今週は理論の詰め込みで寝不足。業務終了後に手技の研鑽。
そして現場での応用に緊張が走る。

自分の手技に納得できるまでに、まだまだ時間がかかりそうだ。
私にとって一番のストレスは自分の手技に自信が無い事だ。

誰でも、慣れない時は仕方が無い事だとは思う。
周りの事情を無視してゆっくり正確にやればいいとも言われる。
緊急事態だから開き直ってやるしかないとも言ってくれる。

デモ、デモ〜。この緊張をどうしてくれるんだ〜!!

先日、新宿の紀伊国屋で医学書を数冊立ち読みした。
医学書は高くて高くて、とても薄給では買えない。
だからと言って図書館にも置いてない。
その点、大学病院は専門書がズラリと並び便利だった。

気が付いたら飲まず食わずの4時間立ち読み。
我ながら、すざまじい集中力だ。
足が棒のようになり、膝が曲がりずらい。リンパの流れと血流の停滞。

技師の専門書をやっと1冊買い、ヒョコ、ヒョコと紀伊国屋を出た。
すると献血の呼び込みにひっかかり、気分転換に献血をする事にした。

だが、よせばよかった〜。
なんと、血圧が高過ぎて献血不能。
先生曰く、「白衣高血圧ですね」・・う〜ん。なんと返事したものか〜。
ショックで帰りは気分が下向き。情けない。

ハテ、ハテ?少なくとも半年は続きそうな、このストレスをどう料理すれ
ばいいのだろうか。
せっかく治した骨格と筋肉のズレが歪み始めているのが分かる。

ムムム、自分の脚本に入るのをどう食い止めようか。それが問題だ!


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2009年02月06日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

「0をつなぐ」

ポッカ、ポカ、ポカと日差しが暖かく、うたた寝をしてしまった。
気が付くと、隣の若い女性も、斜め横の大学生も気持ち良さそうにスヤスヤ。

2階、窓際の席から、駅前の街並みと広い空が見え、気分爽快だ。
去年、地元のマックが改装してから初めて立ち寄ってみてビックリ。

以前と違い、フカフカの椅子がとても居心地が良い。
喫煙席と禁煙席が3階と2階に分かれているのも、嬉しい限りだ。
新聞読んだり、勉強したりと長居を決め込んでいる人も多い。

朝起きたら、久々に日中の温度が上がりそうな予感がした。
今日はコートを着ないで出勤した。朝早い為か、周りを見渡しても皆コートを
着ていて、何となく自分が浮いている気がした。

仕事が順調に終わり陽がまだ高い所にあった。
同僚に「今から高尾山に行く」と言って止められた。
「まだ真冬だよ!そんな格好で・・。行くならジャンバーを着て行って!帰りは
夜になるんだから、寒いわよ。」

確かに!・・もっとも!・・。リュックとスニーカーで出勤したのに残念。
仕方なく、諦めて地元に帰り、マックでリュックに潜ませたエッセイを読む事
にした。

最近、原田宗典著のエッセイや短編の小説にハマっている。
つい1週間前、ブックオフで105円という格安で売られているのを見つけた。
タイトルは「0をつなぐ」だった。黄色の表紙が妙に気を引いた。

「0をつなぐ」のゼロにミステリアスを感じた。
裏の解説をみると・・・ごくありふれた日常生活の風景にふと顔をのぞかせる不安
や違和感を題材に、都市に住む人間の乾いた心理を映す13編・・・。とあった。

読んでみると、どの短編も”奇妙な感じ”が残って面白い。
他の作品も買い、読み始めた。オモシロい。愉快。笑える。何故かホッとする。

1959年生まれで「すばる文化賞」受賞というから知っている人も多いのだろうが、
私は、文学賞受賞作品はあまり読まないので知らなかった。

「ヘンさ値」が高く「ヘンさ運に恵まれている」と主張しているらしい。
又、エッセイと小説の内容が同じ軸に無いのが面白い。

マックで「東京困惑日記」を読みながら笑ったりニヤニヤしながら、いつの間にか
フワフワの椅子で眠り込んでしまった。

ア〜。こんなに暖かかったら高尾さんに登ったら良かった〜。と思いながら・・。

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2009年01月30日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

カチコチと決断

先週のスッキリ感から一気にドンヨリと迷いの中。
今週は仕事上の問題が急に浮上し、血圧が上がったり下がったり。
お陰で、全身の筋肉が硬直状態になり、精神状態は落ち着きが無い。

問題は今の職場で臨床検査技師の定年退職者が2人発生する事から生じた。
去年の暮から募集をかけているにも関わらず適任者が見つらない。その穴
埋めに年頭から右往左往している。

医療業界にも不況の波が押し寄せ、以前の様に十分な医療従事者を雇う余裕
が、無いのが実情のようだ。
そんな理由から、緊急に特殊検査の兼務依頼が私の方に迷い込んで来てしまった。

今の業務も一人二役をこなしているので、まさか三重苦になろうとは・・。
常識の枠を超えている。検査業務は、ある程度、熟練が必要だ。
簡単に今日練習して明日からスタートなんて有り得ない。

医療機器の操作と技術の習得に数か月から数年は必要とする。
まさに私にとっては無理難題だ。その話を持ち込まれた瞬間から肩凝りと緊張
で身体がカチコチで硬い。この感覚は私のパターンだ。

話しを持ち込んだ側は私がこんなに思い悩むとは思っていないのだろう。
サラりと言われてしまった。えっ!と思った瞬間に目の前から姿を消していた。
こんな思いは何度目だろう・・何回もある。その度に不公平だと思いつつ頑張り
過ぎて、筋肉の脱力が難しくなって行った。

検査の業務を習得するのに、その習得方法が3通りあるように思う。

1つ目は理論抜きで手技的なものを身体で習得する方法。
2つ目は、先に理論を頭に入れてから手技を習得する方法。
3つ目は手技と理論を同時遂行する方法。

勿論3つ目の方法が出来たら、そうするのが一番良いと思うのだが現実には1つ目
を要求される。何故なら即戦力が必要だからだ。
そして問題は私が2つ目の習得方法でしか技術の習得が出来ないと脳が思いこんで
いる事に在る。

そうなると本の買い込みと資料集めが始まり、周りを見ないで没頭する癖が出る。
そして即戦力になる為に、短期間に理論を詰め込むという無理を自分に課す。
若い時は、それでも達成可能だった。優秀な技師としての仮面を被れた。
しかし、今は仮面を被れない。被らない方が賢明だと判断した。

パターンからの抜け出しを図る。
無理はしない事に決めた。
再度依頼されても断固として断る。今ここに決断した。


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2009年01月23日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

あれッ?解けた!

ズルッ・・ガシャーン・・こけた。(はず〜っ)
気が付くとマンホールの蓋が目の前。しかも交差点のど真ん中。
私って、やっぱりドジ!イタタタ・・。

フッと後ろを振り返るとシラ〜っと乗用車運転席の男性と助手席の女性がジッと
見ている。ヤバい、早く自転車を起こさなくちゃ〜。ガシャ〜ン。
履きなれないヒールと着慣れない礼服でアタフタ、弾き飛ばされたバック
を拾いながら自転車を立てようとしても立つ筈もなく・・。

慌てて交差点から外れながらも一瞬、タイムスリップ。
小学高学年の頃、非常に混雑した道路で自転車に乗りながら、目前の女性を
避けようとしてスカートの裾が自転車に絡まった。慌てて降りようとして後
方を走っていたバスの前にバッタリとこけた。
あの時もバスの運転手がシラ〜っと。

そして5年前、車での転倒事故の折、車から這い出した目の前に、又してもバス。
やはり運転手と乗客がシラ〜っと。

3回とも、かすり傷で済み、本当に運が強いというか何というか、パチクリ。
今回は礼服だった為、歩幅が開かず、両膝と両向う脛が打撲とすり傷で膨れ
上がり、やっと今日辺りから腫れがひき始めた。

その日は親戚が集まる日で朝からバタバタと、焦り気味だった。
しかし、こけたお陰ですっかりテンポが狂い、腹が座ってしまった。

何に対して腹が座ったか、というと・・母に逢うという事に対してだった。

去年の暮、母親に対して積年の思いを、思い悩み、言いたくて言いたくて
言えなかった思いを、腹の底から絞り出すように伝えた。

母親の独断的な他人に対する偏った考え方と母親の自己愛の強さから来る、も
っともらしい様々な言い分に対して・・自分の言いたい思いを私は長い間、自我
を抑圧する事で我慢してきた。
どうせ言ったところで分かって貰えないという思いと真剣に母親と自分自身に
向き合う気が無かった。

しかし、去年の夏頃から少しづつ自分の中で何かが変わって行った。
そして、ついに去年の暮、堰を切ったように思いが言葉となって流出した。
激しく言い連ねる私の言葉に、母は、抵抗なく黙って聴いているだけだった。
母が黙って聴いている筈はなく理屈っぽく言い訳すると思っていた。

今年になって母親に言いすぎてしまった事を少し後悔していた。
その事が母に逢う事を気重にしていた。そして兄弟と逢うのも気重だった。

そんな理由から親戚の集まりに出かける事が妙に気のりがしなかった。
しかし母親の顔を見るなり、自分の母親に対する思いが変化している事に驚いた。
「あれッ?解けている!」抑圧の感情が解けているように感じた。

これからは寂しい思いをさせてはいけないなとか、もっと話しを聴いてあげよう
とか、そんな自然な思いが込み上げて来る。

ああ、やっぱり自分自身の囚われの感情が自分を不自由にしていたのだ。と、実感
した途端、気持ちが楽になり気が抜けた思いだ。


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2009年01月16日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

意固地さの根源

やっと長かった一週間が終わった。
休みボケでリズムの崩れからか珍しくダウン気味だ。

そんな時、遅れて届いた年賀状に返事を書きそびれ、毎日書こう書こうと
思いながら、まだ出さずにいる。
サッサと出せば、ど〜って事はない筈なのに出せない。

これと似たような事にお中元やお歳暮のお礼の電話が有る。
タイミングを外すと中々電話が掛けづらい。

年賀状にしてもお礼の電話にしても、慣れ親しんだ人からのもので、特に
先延ばしにする理由は見当たらない。なのに億劫になる。
その理由が自分でも良く分からない。

時間が過ぎれば過ぎる程、相手に失礼なのも分かっているのに、どうしても
気が進まない。何故なのか?

手紙やはがきの文章を書くのが嫌な訳でもなく、書き始めるとジックリ丁寧に
書く。電話も掛けたら最後、相手が切るまで切れず長電話になる。

電話に対しては、元々苦手意識が有る。
特別な用が無い限り、自分から掛けるという事は無い。
女性は話好きで電話好きというが私には当てはまらない。

年賀状とお中元、お歳暮の件は毎年の事で、めげてしまう。
なんて失礼な奴なんだと自分を叱責したところで、どうにも気分が乗らない。
困ってしまう。意固地なのか、持て余す。

どこに、この意固地さの根源があるのだろうか?いい加減に卒業したい。
今年一年、じっくり考えてみる事にしよう。

今まで、特に自分が意固地だと思った事は無いが、他にも意固地な点が幾つか
有るのかも知れない。意固地さの根源の裏には思いもよらない事が有りそうだ。

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2009年01月09日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

無意識

突如として、自分の中に無意識に溜めこんできた感情の渦に気が付いた。
長い間、見たくなかったから気付かなかったのか?見ない方が得策だった
から気付かなかったのか?分からない。防衛機制。

去年の夏、長野の善光寺を訪ねた折の事だった。
本堂に足を踏み入れた途端、胸に込み上げる得体の知れない思いと涙に
自分自身が戸惑ってしまった。何故なのか?

そして去年の秋、突如として一人登山をしたくなった。
それまでも一人ハイキングは度々していたが登山までは、やりたくても実行
に移してはいなかった。
しかし突き上げる衝動は消し難く、一度達成してしまうと歯止めが利かず、
毎週登らないと落ち着かなくなった。

この状態が続くとヤバイぞ・・。と思いながら考えた。
何故こんなに山に登りたいのか?
周りが一人登山は危ないという言葉も聞かず・・。

山に登りたいのは、元々エネルギッシュな自分のエネルギーの、はけ口と
して登っているのだと自分では表向きには思っていた。
旅先での見知らぬ人との出会いは楽しく、ふわ〜っと癒された。
そして何よりも達成感が残った。でも登りたい理由は、これだけでは無かった。

過去に置き去りにして気付かないままにしていた感情の渦は、善光寺を機に一気
に吹き出した。無意識のままに。

それは「癒されたい」という思いだった。

私のエゴグラムはNPとACが高い。
随分、長い間、自分の無意識に積み上げた自分自身に対する信頼の無さと自分自身
を慈しむという事への開眼の無さ・・。この上に人に認めて欲しいという自分の存
在価値を勝手に築き上げて来た。

ここまで、自分が「癒されたい」と思っているとは全く気付かなかった。
この「癒されたい」という思いは自分の育った環境や過去の職場でズッシリと手痛く
傷ついた思いだった。忘れ去りたい思い。

見たくないものを見ないままでは終わらなかった。
まだまだ見たくないものは有るのだろう。
気がついた時に対処する事にしよう。

一つの解答を得た。何故、見たくないものを見なくてはならないのか?何故、考えた
くないものを考えなければならないのか?

見たくないもの、考えたくないものを心の底に置き去りにしたままでは、自分自身が
納得できていない。感情のもつれが処理できていないまま積もり重なり、膨れ上がる。
そして無意識のまま日常生活に多大な影を落とす結果となる。

何だかスッキリした。
訳の分からない涙の訳と山登りへの衝動の理由が自分なりに納得できた。

さて今年の自分自身への課題は何だろうか・・。


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2009年01月02日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

今年は二人三脚です。

皆様。明けましておめでとうございます。
連日の快晴で近所の橋から真っ白な富士山がクッキリと鮮やかに見えます。

元旦の朝、6時50分。ジョッキングしながら近所の小高い山にご来光を
見に行きました。ジョッキング所要時間30分。
いや〜。不思議に思ってしまいました。なぜ不思議かというと・・。
殆ど毎夜1時間のジョッキングを欠かさない私に夫が走ってついて来れると
は思っていなかったからです。

大晦日の夜、夫に「ご来光を見に行くから一緒に行くなら、自転車に乗って来れ
ばいいよ。」と伝えましたが、本人の返事は無いままでした。
てっきり、自転車だろうと思っていました。ところが・・。
息使い荒く、ハッハッと今にも足を止めそうで・・いつ止めるかと思いきや・・。
ついに走り切りました。

不思議です。
メタボなお腹で走りきりました。ビックリです。
お山の頂上でご来光を見た後、なんとラジオ体操もし、下山後はレストランでモー
ニングを食べ、リッチに気分爽快。


去年の暮、かなりんのパパりんが松前漬けの人参を切ってくれるという話を聞き、
夫にも切ってくれるように頼みました。おそるおそる。

なんと切れました。初めて千切りするのを見ました。
できるじゃないかぁぁ・・。大根の千切りもォォ〜。あれ?楽しそうじゃないのォォ〜。
まさかぁぁ〜です。

今まで何だったのでしょうか?
完全に私の思いこみでした。
できない。やらない人だと勝手に思っていました。
失敗です。もしかして他にもやらせればやるのかも・・。

そうでした。大掃除も初めて手伝ってくれました。
おかげでお正月料理が思いのほか楽しく早くできました。

ヨシ。今年はこれで押し切ります。二人三脚。
世の中の不況なんて、ナンノソノです!
独りよがりな勝手な思い込みは身を滅ぼしそう・・・。
謙虚に行きます。

では皆様!今年を力一杯生きましょう!

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