2009年10月23日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

風を切る

何やらワーワーと応援の声がした。
すると男子学生が一生懸命走っている姿が見えた。
某大学の体育祭だった。

競技場は昨年リニューアルされたばかりで人工芝生は青々とし、
レンガ色のトラックに7本の白いレーンがクッキリと鮮やかだった。
大学キャンパス内の銀杏並木から少し横に外れると見えて来る。

この町に住みついて数十年、初めて見る体育祭の光景だった。
メインスタンドは大学院棟に隣接するという変わった造りで、自由に
キャンパスを通り抜ける際、簡単に鑑賞できる位置にある。

そんな分けで、ちょっと帰宅途中に観戦する事にした。
次々とトラック競技が続き、一生懸命走る男子学生の姿が、すり鉢状に
なった観客席から、はっきりと見えた。

800mレーンは長い。途中、力尽きて順位がどんどん入れ替わる様は、観客
にとっては非常に面白かった。
最後の種目は運動クラブによる800mリレーだった。野球部、柔道部、テニス
部、水泳部等が紹介され、6チームは同じ線上にスタートラインが在った。
最後に紹介された陸上部は、なんと25m後方からのスタートだった。

こんなにも走るフォームが違うのかと思う程、陸上部の走るフォームは美しく
速かった。第一走者は、どんどん差を詰め、最終走者は200m位、引き離しての
ダントツ1位。風を切るような走りだった。観衆のどよめきも凄かった。
久々の大興奮!それもその筈だった。
日体大最終フィールド競技会において、今年の10月18日(日)に男子800mで、
1分46秒16の日本記録を樹立した選手が第一走者だったのだ。

偶然とは言え、素晴らしい走りが目に焼き付いて数日離れなかった。
もう感動と躍動感。そして懐かしさで一杯になった。

遠く十数年前に遡る。
長女が幼稚園の頃、仕事が休めなくて、運動会は義母に行って貰っていた。
長女の卒園の文集を見て驚いた。娘に“かけっこ”で勝てない悔しさを訴えた
男の子の文章が載っていた。

その文章は衝撃的だった。
娘は足が速くて周囲から羨ましがられていた。それに全く気が付かなかった。
自分の仕事が手一杯で、子供の事が眼中に無かった。
今、思い出すだけでも胸が痛い。

長女が小学入学と同時に専業主婦になった。
色んな事に泣いたり、笑ったり瞬く間に時が過ぎた。
忘れていた思い出が、風を切って走る選手と重なって甦ってきた。

自分の学生時代、子供の学生時代、懐かく素晴らしき時代。
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2009年10月16日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

焼酎とデジカメ

ガラスの棚に鎮座するは、こめ焼酎。
青紫の美しい器に白いラベルで分杭峠と筆書きされている。

私にとって、焼酎と言ったら芋焼酎。
私の故郷、出水(いづみ)市は、北薩に位置し、水俣市の隣に有る。
JR出水駅を降りると、ツーンと出水アルコール工場から薩摩芋の発酵した匂いが
していたのを思い出す。国営から民営化されたのは、父が退職を迎えてからだった。

薩摩芋を原料とした発酵法で工業用アルコールの製造が行われ、父は、そこの技術者
だった。大規模な施設は24時間稼働で3交代制。父は、高校生だった私にPM.11時
頃、父を起こす様に頼んだ。
しかし、私は勉強しながらも、すっかり寝込んでリリリーン・・と、工場から、呼び出し
電話が鳴り、父は慌てて出社した。でも、決して父は、私を責めなかった。


父は芋焼酎が大好きだった。あまりにも、美味しそうに飲む父の姿に、味見をしたくなっ
た私は、まだ小学生だというのに、一口飲んでみた。もう、心臓が止まるのではないかと
思う程、強烈で息苦しかった。それ以来、芋焼酎が怖い。でも、日本酒は大好き。

零磁場の秘水使用、こめ焼酎「分杭峠」をチラチラ眺めて一か月。
ビールが冷えていないと言う理由から、息子と二人、恐る恐る飲んでみた。
次の瞬間、息子と二人、同時に叫んだ。
うまい!まろやか!濃くがあるのに爽やか!これが、ただなんて、ヤバイ!

ミネラルウォーターのオマケに酒が付いたんじゃなくて、お酒にミネラルウォーターがオ
マケで付いたんでしょう?と息子に言われ・・確かに、これじゃ何かの間違いだ!
こんなに美味しいお酒を、ただ飲みするなんて・・。

零磁場ミネラルウォーター製造工場の社長が趣味で作った試作品で非売品。
まだ市場に出回っていない。それだけに、余計美味しく感じる。
きっと市場に出る様になったら高値がつくに違いない。

分杭峠で、いつもと同じ様にデジカメで景色を写しまくった。
パソコンに移行させ、デジカメから映像を削除しようとして気付いた。
全く、削除機能が作動しない。そればかりか、「お待ちください!」と画面に出たまま、
動かない。電池を抜いて、電源が切れる始末。

電磁波の影響だろうか?買って半年。保障期間の為、修理に出した。
早くても3週間は、かかるそうな・・。紅葉の季節に気もそぞろ。
天高き、秋の空、毎日でも出かけたい今日この頃。
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2009年10月09日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

石段と銀杏

私の一日は、急勾配の階段を一気に駆け上がって、ゼーゼー肩で息をする事
から始まる。都内に在る職場に出勤する為に、自宅から最寄りの駅まで、一山
歩いて越えるなんて言えば、皆、ビックリする。

しかし、一山と言っても某有名私立大学のキャンパスが高台の上に広がっている
という感じなので、高さ的には低い。
とは言っても、深い緑の樹木で覆われ、石段はクネクネと曲がりながら100段位は、
ある。自宅から山の麓まで、徒歩10分。麓から石段を駆け上り、最寄りの駅まで
10分。100段の石段は2分位だろうか?かなりの運動量で、階段の途中で休み休み
上って行く会社員もいる位に、息が切れる。

見栄を張りたい私は、その階段を一気に駆け上がり、会社員や若い男性を後から
追い越す事に、結構、馬鹿馬鹿しいエネルギーを費やして優越感に浸る。
又、かなり急勾配の石段は、気圧の変化と言えば大袈裟だが、最上段を上り終
えた後の息苦しさは半端無く、ゼーゼーと肩で息を10回位は吸いたくなる。
しかし、又、ここで見栄を張りたくなり、2回位、深呼吸したら軽く走って駅に
到着する。夏は結構、汗をかき化粧が落ちる。

台風開けの今日、石段を駆け上ると久々に富士山の頂上がクッキリと頭を雲の上
に出していた。もう嬉しくて嬉しくて!春以来の清々しさだった!
冬は雪の積もった富士山見たさに、必死で階段を駆け上る。一瞬にして見えなく
なるから、見えた時の感動は凄い。

大学のキャンパス内には桜の樹や多種の樹木が生い茂り、見事なイチョウ並木が
駅まで続く。
昨日の朝は、雨と風で、銀杏が足の踏み場も無いぐらいに落ちていた。仕事を終
えてキャンパスを通ったら、割り箸で銀杏拾いをしている人達に出会った。

幼稚園生位の子を連れたお母さんもいて、微笑ましく思いながら昔、栄養士の友
人が言っていた言葉を思い出した。

銀杏は土に埋めておくと、簡単に実から種を取り出せて、匂いも薄れるから、や
ってごらん・・しかも腎臓の悪い人や血圧の高い人には、特にお勧め、しかし食
べ過ぎは駄目よ・・。と。

鼻の曲がりそうな匂いに、とても、そんな気にはなれない・・と思っていたが、
懸命に銀杏拾いする人達を見て、何だか童心に戻って拾いたくなってしまった。
ガサガサと落ちまくった葉っぱの陰に色んな木の実が落ちていて、台風で実が落
ちて初めて存在に気が付いた。

台風の災害に見舞われた方々は、本当にお気の毒に思い、一日でも早く通常の
生活を取り戻される事を切に願いたいと思う。

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2009年10月02日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

「クラリオン星人」

いつも本を貸してくれる友人にSがいる。
最新版で真新しい本は殆ど読んだ気配がない位、綺麗に読まれている。
どんなに難しい本でもサラリと読んでいる感じだ。
私が、どんなに気を付けても痕跡は必ず付くから不思議でならない。

大抵、2000円前後の単行本で分厚い。
ひと月に1冊の割で貸してくれるので、自分の読みたい本が後回しになったり、急かされ
た感じで読む事が多い。

友人Sは女性であるが、新聞の一字一句を細かく読んでいて、片隅の記事も見逃さない。
私は、というと物事に熱中すると世事に疎くなるので当然、新聞は大雑把に読んだり
読まなかったりする。そんな理由から友人Sと逢って話す話題は、友人優位で始まる。

そして先々月の話題は「クラリオン星人」だった。
借りた本は2冊。「超次元の扉 クラリオン星人にさらわれた私」と「クラリオンから
の伝言 超次元スターピープルの叡智」;徳間書店発行/マオリッツオ・カヴァーロ著,
浅川嘉富監修。

最初に読み始めた「超次元の扉 クラリオン星人にさらわれた私」は訳が「やよしけいこ」
さんで、叙情的な文章が私にとっては読み辛く、数ページ読んで放りっ放しになっていた。
しかし昨日は友人Sに逢う事になっていて、慌てて先週から読み始めた。

「クラリオン星人」なる名前自体が初めてだったが、読み進めて行くと、とんでもない内容
が続々と飛び出し、まるで世界観が異なる色に塗り替えられていく様な思いに囚われた。
え〜っ。本当だろうか?不審から始まり、もしかしたらになり、本当かも!に成っていった。

ネットで「クラリオン星人」を調べると既にマオリッツオ・カヴァーロ氏と共に本の紹介が
されていて詳細が書かれている。興味のある人は参照して欲しい。マオリッツオ・カヴァーロ
氏と浅川嘉富氏が30時間に及んで対談した事がネットに載っていたが、その時の対談の内
容が「クラリオンからの伝言 超次元スターピープルの叡智」に掲載されているようだ。
この本は今日から読み始めた。驚いた事にマオリッツオ・カヴァーロ作曲のCD付。

マオリッツオ・カヴァーロ氏は「クラリオン星人」とコンタクトする以前は絵も音楽も創作
した事が無いという。コンタクト後、「クラリオン星人」を通して教わった知識を絵と音楽で
表現する芸術家へと変貌を成し遂げて行き高い評価を得ている。

挿絵の絵は神秘的で、今日聴いてみたCDは今まで聴いた、どの音楽よりも幻想的で音の
響きが一音一音キラキラと煌めくような魅惑的な音質をしている。
原始的で古代を思わせる様な響きかと思うと未知のSF的な響きを感じたりと変化に富んで
いる。

2年前、渋谷を歩いているとフードを被った不思議な若い男性とすれ違った。
スラーっと伸びた背丈は200センチ位。頭が非常に小さく20等身ではないかと思う程で、仮面
でも被っているようなツルッと不自然な顔。鼻が異常に高く目が細いのが特徴的だった。
あまりにも不思議な雰囲気に振り返って後ろ姿を暫く追った。ほとんど身体にクビレが無く、
人間というより棒が服を着て歩いているようだった。

私だけが立ち止まり、周りは誰も気に留めている様子は無かった。
ズーッと脳裏に残っていた。そして、マオリッツオ・カヴァーロ氏の挿絵とネットに公開され
た「クラリオン星人」の写真をみてエッ?と思った。似ていた。まさか・・。思い違いだろうか。
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2009年09月25日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

分杭峠

ついに行って来た〜。分杭峠に!
先週金曜日。仕事終了後、新宿西口中央高速バス乗り場に直行。

早く新宿に着いたのに意外にギリギリ。(迷った)
長野県駒ヶ根行き直行便は満席で、席に着くなり技師3人で話した。
皆、いったい何処に行くのだろう?まさか分杭峠じゃないよね〜?
(そんな物好きが、こんなに居る筈がない。そう言う私達は結構変人かも。)

車中から見える南アルプスの連峰と黄色く色づいた稲の絨毯にウットリ。
伊那市の駅前ホテルに宿を取り、先輩技師と合流した。女性だけの計4名。
技師同士の旅行は何年振りだろうか?数十年ぶり。それだけでも嬉しかった。
やはり同職とあって何かと感じ方が良く似ていてホッとする。

早朝6時過ぎ、分杭峠(ゼロ磁場)に向かってレンタカーで出発。
どんどん狭くなる山道を不安に感じながら午前7時頃到着。
すでに駐車場は満杯で無理やり止めた。

ポリタンクを何個も持って湧き水を汲む人達の列が出来ていた。
先輩技師がペットボトルに湧き水を入れてくれ、飲むように勧めてくれたが、
私達3人は、最近、湧き水を飲んだ経験が無く、喉が渇いていないとお断りした。
と言うのは、臨床検査技師の業務の一環として水質検査が有り、生水を飲む事に
抵抗が有った。先輩技師はゴクゴクと飲み、列に並び直した。

曇り空も手伝ってヒンヤリと肌寒い。
清々しい空気がとても心地よい。とにかく爽やかで体が軽く感じた。
そのうち先輩技師が背中からビリビリ来ると言い、後輩は目の前の湧水辺りから
何か気の様なものを感じると言った。そして、もう一人の同僚も同じ様に感じる
と言い、私だけが何も感じなかった。

ここまで、はるばる遠くから来たのに何も感じ無いのは悔しすぎる。
シートを敷き同僚と二人上向きに寝てみた。すると体表感覚は冷たいのに体の中心
部がフンワリと暖かくなり血液の循環が良くなったのをハッキリと感じた。
持参した磁石に、その場での変化は無かった。

そこから数百メートル離れた第2のスポットにも行ってみた。
先のスポットより気を感じないと先輩技師が言い、後輩も同僚も同じ事を言った。
鈍感な私もそんな気がして来た。爽やかではあったが。
しかし手元の磁石は異常で、Nが定まらず左回りにジワジワと動き信用出来なかった。

午前9時頃、ザワザワと混み始め車の列ができた。
そこで、その場より下流のゼロ磁場ミネラルウォーター直営店に向かった。
先輩技師が自宅に発送して貰うと言い、3人は付きそうだけの筈が・・。
白いテントの中に一人の壮年が立っていてミネラルウォーターを販売していた。
そこのテントにはビリビリと手の平が痛く感じる一画が在り、妙に気持ちがいい感覚
が残った。4人が全員同じ感覚で、不思議に感じた。

すると工場の管理者らしきメガネのお兄さんがゼロ磁場秘水の説明をアレコレしてくれ
秘水で作られた焼酎まで紹介してくれた。紺紫の美しい瓶に入っていた。
その焼酎を今回に限り、無料で付けてくれると聞き、その魅力に負け4人全員が12リットル
分注文した。先輩は24リットル。何だか載せられた気がしないでもないが。
お陰で帰路のリュックが2.0リットルの水と焼酎で重くて重くて(泣き)

アチコチ観光して家路につき、帰宅早々、夫にミネラルウォーターを購入したと報告。
夫は一瞬あきれ顔。尽かさず、湧き水でコーヒーを入れて二人で飲んだ。
美味い!まろやか!ビックリ。夫も美味い!と絶賛。
さすがにミネラルウォーターの単価は言えなかった。通常の数倍。
そして密にスプーン曲げをしてみた。曲がらなかった。ヤッパリ〜。残念。

白いテントの中に小島よしおの写真入り新聞切り抜き記事が貼ってあった。
本人が、分杭峠に現れた時は大騒ぎだったとメガネのお兄さんが言っていた。

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2009年09月18日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

クリスピー・クリーム・ドーナツと横浜博

先週金曜日、横浜博と「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を食べに行きたいか
ら時間の都合が付けば逢いたいと友人からメールが来た。
友人は関西に住んでいて、すでに横浜に向かう新幹線の車中からメールを送って
きた。逢う日は翌日土曜日の12日だった。

突然のメールに、嬉しいながらも面喰ってしまった。
「クリスピー・クリーム・ドーナツ」と言われても何の事か分からない上に横浜博
に、有料切符を買ってまでは行っていないので、アチコチに散在する会場の何処に
案内すればいいか見当が付かなかった。

時間は12日の朝10時から午後3時までと限られていた。
ネットを見ても意外に少ない横浜博の関連記事に中々焦点を絞れない。
しかも時間の余裕が無い為、わざわざ高い入場料を払ってまで友人を案内する気に
も成れなかった。
結局クイーンズタワーで「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を食べ、遊覧船に乗
って港内遊覧をする事にした。

「クリスピー・クリーム・ドーナツ」は、まだ関西に無いから是非食べてみたいと
いうのが友人の希望だった。私は友人から、その名を聞くまで知らなかったが、川
崎に日本初の1号店ができ大行列となっている事を息子は知っていた。
そしてネットでクイーンズタワーに9月開店されたばかりだと知った。

12日開店10時、すでに行列が出来ていた。
しかし今にも降りそうな空模様にいつもより行列が短く、15分位で席に着き食べ
た。どう見ても普通のドーナツに思えた。ミスドと何が違うのか食べてみても分か
らなかった・・と言うと「クリスピー・クリーム・ドーナツ」ファンは怒るだろうか?
アツアツでサクサク?全く熱くなかった。サクサク感も感じなかった。やけに甘〜い。
とても2個は食べれない・・と思っていると関西人の友人はアッと言う間に2個パクリ。
さすが甘い物好きの関西人・・大満足の様子。

クイーンズタワー2Fから下に降りて行くと大塚製薬が「ファイト一発」のイベント
で無料ドリンクの配布とゲームをやっていた。クイズに正解するとドリンク100本
が当たるというゲームだった。友人はアッという間にクイズを解き参加した。100
本は当たらなかったが1本当たった。素早い行動は技師の学生時代の時と変わらず、
思わず噴き出してしまう程だった。

曇りの中、クイーンズタワーから赤レンガまで歩いて行くと次第に人が多くなり、ベ
イサイドエリア会場に向かう人の流れができた。平日には稼働していない有料会場に
も人が流れている。お陰で会場の外からは12mの巨大クモが見え、デジカメに写せた。

最高に良かったのは遊覧船だった。なんと二人貸切だった。超ラッキー!
ベイブリッジを真下から見上げての45分港内クルーズ。1000円なんて安い!
静かで清々しく、霧がかかったビル街はそれなりに素敵だった。海には魚が所々跳ね、
跳ねる様子がとても可愛いい。友人がトビウオだと言い、魚やさんで見た事が有ると
言った。ええ?トビウオがあんなに小さいと思えないが・・。
船を降りて、近くにいたオジサンに聞いてみた。ボラだった。ボラって鮭の子?
友人と二人、チンプンカンプンの会話をしていると、オジサンがカラスミが旨い。
と教えてくれた。

同時に鶴見川で跳ねていたのは鯉では無くボラだという事も分かった。
やはり鯉は跳ねないんだ。鶴見川にボラがいるなんて不思議な感じがする。
友人とランチしていて、二人とも時間を忘れ、友人の新幹線・指定席券を無駄にさせて
しまった。でも楽しい、ひとときだった。

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2009年09月11日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

行動する。

う〜む。焦燥感は何処から来るか?
一週間かけて考えてみた。原因は平坦な、なだらかな日々にあるように
思う。障害物が無い。

ちょっと数年前までは高い障害物に必死に努力し立ち向かっていた。
意識して高い目標を掲げて、乗り越えて来た訳では無い。
気が付いたら目の前に障害物が在り、無条件に乗り越えるべく頑張っ
ていた。まるでモルモットの籠乗りの様に。

あっという間に月日が流れた。
物凄い勢いで月日が流れ、頼り無かった自分も少しは力強くなった。
随分、横道に反れ後悔の日々が続いた。しかし、やっと今、全ての過ぎ去り
し日々が懐かしく、受け入れられようとしている。
必然の日々として。

ここ数年は、緩やかに過ごす事で疲れた自分の内面を癒そうとしてきた。
もう十分癒された気がする。勿論、掘り下げれば、まだまだ癒されていない
部分は在るだろう。しかし、底知れない怒りや不安は表面化しなくなった。

張り詰めていた神経は緩やかに穏やかになって来た。
自然との対話や安定した交友関係で自分を見つめ直す事ができた。
もう十分休んだ・・と心の声が言う。
もうそろそろハードルを少し上げたら・・と心が叫ぶ。
ハードルが低いままでは躍動感なんて感じない・・と心が言う。

ハタ!と考えた。
いったい自分は何をしたいのか?
これからは誰に言われる事も無く、誰かの為で無く、自分自身の為に何を
すれば満足できるのか?難しい。考えてばかりで足踏み状態の時間が過ぎ、
行動しない自分に、有り余るエネルギーが出口を探し始めた。焦燥感。

フッと気が付けば考えていた。何をしたいのか?
嫌、実は分かっていたのだ。どっちを向いて走り出したいのか。
でも、それをやるには何かが自分の前に壁の様に立ち塞がっていた。
その壁を一気に越えようとすると恐怖で立ち止まってしまっていた。
最近思った・・休み休み、少しづつ考え考え、進めばいい・・と。
駄目なら引き返せばいい。このままだと、前にも後にも進まない。

最近気付いた事が有る。
自分が前に進めないのは、頑張った結果、失敗して打ちのめされる自分の姿
を見たくないし味わいたく無いからではなかろうか・・と。
でも誰の為にやるわけでも無いものに対し、自分が失敗したからと言って誰
に対して恥じる事があろうか、無いではないか・・と。

打ちのめされても自分でじっくり対処して立ち上がればいい。
失敗しても、やらないよりはいい。何もしない事からは何も生まれない。
失敗しても足跡は残る。物事が成就するまでの過程に人間としての成長が有
ったのだと、今さらながら実感した。
自分の中で後悔の日々が懐かしい日々に変わった。
良く頑張っていたんだと思える自分に変わった。

平坦な日々もいいが、今の自分には少し波立つ日々が欲しい。
上がり下がりの激しかった日々の落差を少し小さくして、自分の目指す方向へ
、ゆっくり時間をかけて歩き出そうと思う。
歩き出そうと思った今、この瞬間に何かが吹っ切れた気がする。
気のせいでもいい。もう歩き出したい!行動したい!行動しよう!

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