日頃から右顎関節に多少の違和感を抱いていたのが、歯を磨いて
いるうちに、すっかり違和感が無くなっている事に気付いた。
今週の火曜日、右上奥歯の被せ物が、取れて水曜日に歯科に行った。
ものの15分で治療は終了した。その帰り際、日頃から気になって
いる顎関節の事を歯科衛生士に質問してみた。
日頃の顎関節に関する質問とは、私は無意識に下顎がガクッと閉じて
舌を噛む事が有り、その原因は顎関節に有るのかどうかという質問だ
った。そして答えは顎関節の緩み。
昨年の12月放映された島田紳助の番組で、紳助本人が「時々舌を無意
識に歯が噛むので時々痛いねん。」と言う発言に対し、高橋秀樹が「舌
を噛む?そんな事があるのかな?」と独り言を呟く場面が何気なくテレ
ビに映っていた。
恐らく顎関節正常の人には、無意識に顎関節が閉じて舌を噛むなんて事は
理解できないに違いない。私の場合はストレス時に頻繁に症状が出る。
それは就寝時に起きる事が多く、時々、痛くて目が覚める。
最近は覚醒時にも起きる事が有り、少し困っていた。
原因は顎関節に有る事は、薄々気づいてはいた。
顎関節症が発症したのは20代後半で、仕事のストレスに因るものだった。
朝起きると、顎関節に異常な負担が掛かり歯全体がグラグラする様に痛か
った。そのうち、熟睡できなくなっていき、深い眠りに入ろうとすると下顎がガ
クッとずれ、頭骸骨がキシム感じだった。
病院に勤務しながら歯科に行く余裕が無かった。
そのうち右上奥歯がパキーンと割れた。必要に迫られて歯科に行き、歯ぎ
しりで歯が割れた事を知った。それからマウスピースを作り、熟睡できる
様になり顎関節も通常の位置に収まった、かの様に思えた。
それから十数年後の或る日、ブログにも書いたがブレーキ不能による転倒
事故を起こした。奇跡的に、全損だったが自分の身体は無傷だった。否、無
傷に見えただけだった。外傷は無かったが、ショックによるホルモン異常
で体温・血圧の調節が難しくなって、現在まで悩まされ続けている。
今思えば、その時に顎関節の緩みが、さらにパワーアップしたに違いない。
以来、顎関節の緩みに因る様々な症状が表出した。その症状はジワジワと
時間をかけ全身に及んでいた。しかし自分としては加齢に因るのだと思っ
ていた。
今週の火曜日に歯科衛生士に「顎関節の緩みです。」と聞かされネットを
開いてビックリした。顎関節症の原因、症状、改善方法が載っていた。
その日から時間さえあれば骨盤体操と顎関節改善ストレッチを始めた。
そして早くも今朝、結果が出た。右顎関節がしっかり正常位置に戻った。
下顎が違和感なく開く!糸切り歯で糸が切れない位、噛みあわせが悪く
上下奥歯の臼が噛みあわなかったのが、噛みあう様になった。
事故から5年半。やっと身体が元に戻りつつ有る。
事故の原因の一つは、やはり、ストレスだった。相次ぐ寝不足で注意力散漫
状態だった。勿論、そんな事までもが事故当初、気が付かなかった。
しかし、振り返ると様々な前兆が有った。
ストレスを溜めてまでも直走る自分に問題が有った事に、今は気が付いてい
る。ストレスを溜めてまでも自分の存在意義を感じたい自分。
事故を自分の戒めとして、決して無理をしない自分を今年は目指す。
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