PB、プライベートブランドの展開や各社独自のサービスにより、
利用者が増加しているためだ。
私は、よくセブンイレブンを利用している。
PB商品のラインアップが充実しており、
食品系の風味は業界ではトップクラスだと感じているからだ。
ありそうでない商品を低価格で展開し提供販売するのが、
その売りではないだろうか。
最近のお気に入りは「きざみネギ」。
きざんだネギが袋に入っているだけなのだが、
ネギの白い部分を白ネギ、青い部分を青ネギとして、
それぞれ別に商品としているところが魅力だ。
きざみネギは意外に使用頻度が高く、パッと使いたいときが多い。
スーパーで買ってきたネギを刻んで保管しておけばよいのだが、
保管しておくと変色しがちで、タッパーに入れておくと匂い移りしやすい。
かといって、使うたびにに刻むのも手間だ。
そんな微妙なところを突いたのが、このきざみネギだ。
今まで麺類や味噌汁、冷奴等にネギを使うことはなく、
物足りないなと感じていたけど、
この商品を知ってからは、存分にネギを足して食事が楽しめるようになった。
しかし現時点でこのきざみネギを扱っている店舗は少なく、
あっても時間帯によっては売切れていることが多々ある。
それだけ需要があるのだろう。
今まであってもよさそうだったこの商品だが、
この盲点を探り出したのには驚きだ。
新商品の開発や物事の発想というのは、
灯台もと暗しで見回せば気づいていないところにアプローチするのも、
そのひとつなのかもしれない。
経済効果で売上が少しずつ転調しているが、
売上を堅調にさせていくためにはそういった着眼点は非常に大切で、
いかにファンをふやすかというところが狙い目だろう。