2007年11月29日


405 <七色仮面の告白日記>

梅は咲いたか

しばらくぶりに、長い休みを取りました。

1日を除いて、ほとんど寝てばかり。
その1日も、たった2時間の外出をしただけで、
なんだか疲れてしまい、早々に帰宅したのでした。

外出先は、バスで乗り継いだ世田谷区梅ヶ丘。
まもなく梅ヶ丘で、出張講座があるのですが、
その下見をしたわけでもありません。

梅ヶ丘は8年前に、自分が最初に一人暮らしを始めた街で、
特別な想い出はないけど、どこか懐かしい気分にさせてくれます。

その当時は、小田急線の高架工事が始まるかどうかの頃で、
駅舎は橋上タイプの非常にローカルな雰囲気なのですが、
自分はその跨線橋を下りた処の目の前にあった樹木が大好きで、
これがあるから梅ヶ丘に決めたくらいです。

その頃の自分は一人暮らしに必要なことを何も知らず、
ただ家財道具と服と、お気に入りにCDだけを持って越してきた。

部屋は、大家の家の一部を賃貸用に改築した特徴のある物件で、
専用玄関を開けると階段があり、2階に部屋がありました。
それまで家族と暮らしていた自分はほどなくホームシックになり、
階段一段ごとに人形を置いていました。

暮らしは楽ではなかった。
家賃もさることながら、必要な生活費が当時の仕事と釣り合って
いなく、ただ家を出てしまえという勢いだけだったので、
先記した「必要なこと」、つまり住民税やら光熱費やらを
全く無視した家計勘定でした。


書いているうちに、色々思い出してきた梅ヶ丘ライフ。

今では小田急線の駅は高架の立派な駅になり、
あの樹木も見当たらない。
その広場からは、反対の商店街が見える。。。

あれから8年、まだ8年。

あの物知らずな梅ヶ丘の頃の自分は、
少し七分くらいは咲いたように思います。

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2007年11月22日


405 <七色仮面の告白日記>

ブログ消え、我ここに在り

HPを全壊にし、過去ブログも消え、
慣れないサーバー操作をしながらも、
ようやくここまで復旧し、
なんとかやってこれたこの一ヶ月。

あとはHPのリニューアルあるのみです。

これまでブログを書くのを「面倒」と思っていたけど、
ブログは日記同様、その日の気分や書きたいことが如実に現れ、
日記を書かない自分にとって、
ブログを書くということは意外にも自分の在り方を振返る、
あるいは懐かしむ良い材料になります。

現在、過去ブログを今のブログページにコピペしていく作業があり、
自分がレギュラーブログライターになってからのブログを、
その作業中に見返したりすることがあるのですが、
歯が浮くような言葉を使ったり、
ただただ思うままに綴ったり、
どれも自分が書いたはずのブログなのに、
自分でないような感じもしたり。

日記のように筆跡から見る自分の心情までは
さすがブログからは読み取れないにしろ、
感じた経緯は読めば思い出すような、そんなブログ。

HPが全壊してブログが消失してはじめて感じたのは、
焦燥感もあり、嫌な気分もあり、でも感じていたのは
まぎれもない「悲しみ」だった。

それを回復させるために、PCと格闘した一ヶ月は
ブログと同じように何かしらの思いを、
自分に残したことでしょう。

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2007年10月25日


405 <七色仮面の告白日記>

そぞろゾロゾロ

明日(木曜)は外部出張講座で深夜遅くなる為、
日付が変わるのを待ち、
今(木曜付け)でアップさせていただきます。

・・・・・・・

先週から今日にかけて、父の病のことや、
CSNの事務やイベントで慌しい日々を送ってきて、
ようやく一段落つきそうな感じです。

何か追われているようなときって、
「面倒くさい」「眠い」「やだなぁ」と思うような自我が
出てきやすく、自分はこれこそ脚本に入りやすかったりする
パターンなんですよね。

特に父の病関係では脚本抵抗はでるわ、
身体が重いは、気はそぞろだはで、
自我調整するだけで精一杯。

そんな父の振る舞いは、
まさしく自分が取り入れていた行動思考感情パターンで、
それを見るにつけ、「あぁ、きっとそうなんだろうなぁ」と
思うことも多々ありました。
きっと父はそうなんだなとね。

でも、病に前向きに取り組もうとしてくれているようで、
それはそれでよいのですが。
そのせいか知りませんが、一時帰省した実家では、
用事を済ませればほとんど寝てばかり。
挙句の果て、移動の電車でも寝ていました。

それでもなんとかこなしてきたのですが、
一般のサラリーマンはどんな想いなのかなって、
過去の自分に重ねて物思いにふけたりして。

自己受容と自己否定の対決というのは、
想像以上に体力を消耗します。
でもそんな自分のココロを、
しばらく抱えてじっとしているのも、
いい訓練になるのかもしれないです。
そうして、カウンセリングで合理化しない程度に
吐き出せればね。。

「人生というのは、その人に合った事柄が訪れる」
ドエーンと感じる一言ですが、
今起きてることは、自分にクリアできることだと
眠い頭の中で考えています。。

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2007年10月18日


405 <七色仮面の告白日記>

そこに山があるから

山に登らなくてはいけなくなった

とにかく山に登ってみることした
風が吹き、転がり落ちる

再度登る
今度は林が切り倒されていて通れない
道を探していると、クマが現れたので、死んだふりをした。

死んだふりをしている間に、眠ってしまい やる気がなくなった。
でも段々寒くなってきたので、仕方なく再度道を探す。

すると今度は霧が出てきた モヤモヤ モヤモヤ
何かにぶつかっては転び、
何か手掛かりに探しては何だかわからないものに触り
いやな気分になる

霧が晴れてきた。
そうしたら、まだ山には登っていなかった。

面倒になってきた。

山に登らなきゃいけないの?
山に登る目的なんて、意味がないと思った。
いっそ山を登るのをやめればいいじゃん。

そう思ったら、気持ちが悪くなった。
登ってみたから、登りたくないけど登りたい。
でも、どうしたら登れるのだろう。

そうしてウロウロしているうちに、
山の全体が見えた。
そうだ、山を知ることにしよう。

どんな山? カタチは? 必要なことは? 
今の自分にできることは?? 

時間も経っていたけど、山は知るほど山だった。

そうしたら、登れる気がしてきた。
あれ、いつの間に 登らなきゃから、登れるに変わっていたのだろう。。

ま、いいか

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2007年10月10日


405 <七色仮面の告白日記>

両親の「C」・自分の「P」

今年は自分のことだけでなく、
親戚関係でも色々なことがあった。

特に親戚の叔父連中が、次々に病に侵されていた。
脳卒中、大腸ガン、心臓動脈なんちゃら。。
いくら叩いても元気と思われた叔父連中が、
自分の目の前で病に伏せている。

次々に見舞う日々。
そんな中、自分の父も病にかかった。

父は「死ぬのは怖くない」と言いつつも、
自分にはそうは聞こえなかった。
そんな父は軽度らしいが、他の叔父達は後遺症が残るほどで、
父自身が病でありながらも、叔父達を見舞う。

その様相は、子どもの頃に見た「元気ハツラツ、大酒のみ」の
イメージから程遠い。
切なさよりも、これが老いていくことなのかなと。

脳卒中の叔父とは2ヶ月ぶりに会い、
たどたどしい言葉で「オトナになったなぁ」と、
自分の顔を見て笑った。
父親は「来年になったら、みんなで旅行に行こう!」と、
自身の不安を隠すように笑う。

不安ではないのだろうか。。。

ただ「自分は病だ、死ぬなんて怖くない」という響きは、
自分に対しての隠れたメッセージに思えて仕方がない。

見舞った帰り道、
母は初めて「一緒に父さんの診察結果を聞いてほしい、こわい。。」と言った。
母にはめずらしいことだった。
それを聞いた父は「よろしく頼む」と。

幼い頃から両親を早くに亡くし、
親の愛情を知らずに育った両親には、
きっと自分の育て方も分からないことだらけだったと思う。

そうして自分は様々な苦難があった。
両親は両親の知らないことを、
子どもの自分に聞くことも確認することもできなかった。
そういう人なんだ。

それを感じた瞬間、自分の中に自分の「P」が生まれた。
両親の「C」も、自分の「C]も、受けていこうと。
多分、これが今まで自分に起きたことの総括的なことのように思う、
今日この頃。

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2007年10月04日


405 <七色仮面の告白日記>

花魁になりたい

男Nの「ナポレオン」に続く
意味不明なトラックバックww

それはさておき、もう何年も前になるだろう。
とあるゲイバーで飲んでいるとき、隣に座った見ず知らずに人に
「あなたの前世は花魁でした、だからこの新宿の街にも縁がある
のです・・・」

そのときは、あまりにも唐突すぎて「はぁ・・・」としか
応えられなかった。
そして不快な想いをしつつ、 その「花魁」という言葉だけが、
ずっと頭に残っていた。

かつての新宿二丁目は吉原ほどではないが、
遊郭があり、毎夜毎夜の色事が盛んに行われていたところ。
それが終戦後には「赤線」と呼ばれる地域になり、
次第にゲイ要素を強めていったようだ。

花魁といえば遊女の中でも高級と呼ばれ、
古典や和歌、三味線などの教養、芸事を仕込まれていたらしいが、
現物は映画くらいでしか見たことはないし、
それこそ本物は見たことない。
だからゲイの街で偶然隣り合った自分に
「花魁」というのもわからないでもない。

それはそうとして、なぜゆえに前世に「花魁」とその人は
感じたのだろうか。
スピリチュアルなこともよくわからないけど、
それに通ずる何かが自分にあるのか。。

真似事だったらいくらでもできる。
でもその「遊女」というイメージの仕事には、
自分は憧れみたいなものがあった。

色事の華やかさ、儚さ、虚しさ、苦しさ。。。
その全てにおいて、以前のブログに書いた根底にある
エロスに関係しているのかもしれない。
エロスは何も情事だけでなく、
それに携わる人間関係の根底を揺さぶる、
少なくとも性別上「男」である自分は、そこを刺激される。

別に人から「特別視」されたいわけではない。
ただその人にとって「高級」でありたいような。

花魁、その華やかさと知性を身につけたら、
自分はまたもう一人の自分になれるのかな。。

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2007年09月28日


405 <七色仮面の告白日記>

口は心ほどにモノ言えない

思ったことを口にしようとすると、
言葉に詰まることが多い。

ボギャブラリーが少ないこともあるし、
言葉の意味を履き違えたり、
思うように言葉が出てこなかったり、
ちょっと苦労気味です。

先週のCS講座で話題にあがった「言葉の前の感情」の一説や
サポートグループで感じた「曖昧なやりとり」が印象深い。

言葉にしづらいのは、それと関連してるのかなぁ。。

んー そうでもないような。。

スラスラしゃべれることはそれなりに「明晰さ」を感じるけど
それだけってのもなんだし。。

タドタドしく話しても、相手に伝えたいことが伝わればいいのに、
思ったように言葉がでてこないし。。
感情が邪魔をするときはわかるけど、
普通に会話するときにうまく話せないのはなぁ。。

まぁ、これも何かの意味があるのかな。

そんなときは「しんたん」になりまーす。
かなり憑依したキャラですが。。


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