2012年07月05日


405 <七色仮面の告白日記>

なにかと変化

今週から、週5日通所になった。

そして講習内容はパソコン操作から、
同期訓練生とのグループ学習になり、
座席レイアウトの変更もあったせいか、
これまでとはずいぶん変わった印象だ。

特にグループ学習は、
事業所運営に関わる課題を与えられ、
それを期日までにグループで仕上げるという、
訓練を会社組織のイメージに近づけたところが、
これまでの講習と大きく違っている。

ここまでくると、
通ってきた自信よりも、
このグループ学習の取り組みに気が向いていた。
訓練の一環であっても、
成果を出すことが求められる。

講師いわく、
イヤなことを言われてもへこたれない力、
話しを聴いてもらいたいときに相手の様子をみて伝える力、
を育むことが目的でもあるそうだ。

もしかしたら、
私の中で対人関係のありかたや、
様々な認知が変わるきっかけになるのかも。

昨日から急に暑さを体感するようになり、
いささか疲れました。

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2012年06月28日


405 <七色仮面の告白日記>

オチはなんなの

事業所のある訓練で、自己PR文の作成があった。

私は今までに履歴書等で自己PRを書いてきたから、
完成にはそれなりに自信があった。
しかし、思わぬところで弱点が出てきた。

それは自分自身のことや気持ちを言葉で表現しようとすると、
とてもわかりにくい文章になってしまうのだ。

講師からは、
「なにを言いたいのか伝わらない」
「文章がかたい」
「やさしくかいて」等の添削をうけた。

おまけに主語にかかる述語があわない、
言葉の使い方言い回しがふさわしくない等、
さながら国語の勉強を受けているみたいだった。

かといって講師は、文章の意味がわからないわけではなく、
「これはどういう意味か」
「これは何を指すのか」と、
補足でやりとりをすれば、なるほどと納得する。

どのみち、文章力に欠けているには違いない。

そうはいっても、
自分で書いた文章だから私はわかるけど、
講師がどういう点でわからないのかが、
わからないということに。。

もともと、思ったことを口にするのですら苦手なのに、
それを文章にするとわかりにくいときたら、
私は国語を一からやり直しかと思った。

思わぬ難題にウンウン悩んでいると、
「よく見せようとするから、気持ちと文章が伴わないのでは?」と、
アドバイスをもらった。

ちょっと抵抗、でもストンと落ちた感じがした。

言いたいこと、話したいことがあるときに、
それを一度頭の中でまとめるのだけど、
このときにうまく伝えようとする考えだけが先行して、
肝心の言いたいこと、話したいことの帰着点、
いわゆる落ちがぼやけていたり、抜けているのだ。

うまく伝えようとするのは大切だけど、
こう書くとかしこく見えるかなとか、
こう話と利口そうかなと、
言いたいこと、話したいことを飾る技術にはしれば、
文章だけでなく会話でも伝わらないかもです。

たしかにカウンセリングのときも、
そんな感じだった。。
悩みや心の問題は言葉にならないことのほうが多くて、
それをカタチにする作業もカウンセリングでもあった。

そんなことがあり、
3日かけてようやくできた自己PR文は、
「わかりやすくなったわねー。でもそのぶん、情熱が薄らいだ印象…」

おいおいと思っていたら、
「あの文章の伝わりにくさも、かたさも、やさしくない感じも、
405さんの持ち味なのかもね」と。

そんなネタを書いてるこのブログも、
結局の落としどころが見いだせてないんですよね。。

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2012年06月21日


405 <七色仮面の告白日記>

アンサーブログ

16日付のmocoちゃんブログと、18日付のF子さんブログに
「みなさんは…」と問いかけがありました。

偶然なんでしょうけど、なんだか新鮮な感じがして、
思わず「私はどうだろう…」と思ったので、
今日はそれの返答をブログの内容にします。

ではまずmocoちゃんの問いから。。
「みんなは何か没頭できるものってありますか?
やらなくてはならない事をしかたなくやるのではなく
ついつい夢中になってしまう事。」

恋!
と言いたいところだけど、
やらなくてはならないことが前提だと、
恋は別に課せられてするものではないから、
ちょっと違う気がする。

やらなきゃなということで夢中になれるとしたら、
今は事業所での掃除かな??
当番制でやるんだけど、わざわざ朝早く行かなきゃいけないし、
面倒なのに、いざ始めるとゴシゴシやってる。

うーん 
味気ないですね。。

では次、F子さんの
「皆さんは自分の欲望って処理しきれてますか?」

欲望はあるし、処理はしきれていないです。
例えば、
気づいてー 
私が一番よー 
すごいでしょー

日々の生活でこのように感じる場面が、
一体いくつあるんでしょう。
ほぼ、毎日ですね。

それをトレーニングや性的なことで鎮めようとしますが、
消えやしないんだよね。。

それをおっかなびっくり、けむたいようにあしらうと、
暴れるんだよね、この子達は。

だから処理というより、
むしろ付き合っていくほうを選びますね。

うーん
手前味噌かな。。

とまぁ、そんな感じです。
こう二人の問いについて記してみて、
「私は本当にそうかなのか?」と
さらに自問自答したくなるところです。

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2012年06月14日


405 <七色仮面の告白日記>

月のランプ

昨年の秋ごろに、恋心を抱いていた相手、H。
とあるニュース絡みで、彼の住む川崎のことが流れ、
なんとなく思い出してしまった。

「元気?」とメールするほど気さくな関係でもなく、
「どうしてる?」と気にかけるほどでもない。

どちらかといえば、何を話していいのかわからないのが、
本当のところ。
あれから何か月、まだ何か月なのに。

彼に対して何を話していいのかわからないほど、
あのときほどの恋熱も切ない感情もなければ、
関心自体なくなっているのだろうか。

話したいけどガマンしたこと。
二人で行った街を通り過ぎると、思い出がよみがえること。
川崎という地名に妙な緊張が走ったこと。

つくづく、私は不器用だ。
不器用ながらの日々で、好きという思いが時間とともに薄らぐ過程は、
こんなにもはかなく、うつろいやすいんだなと。

野方の彼を思っていたときほど、川崎の彼にうなされなかったのは、
日常では救いではあるが、恋の情熱加減でいえばなにか物足りない。

物足りないながらも、川崎と聞いただけで彼を連想してしまうのは、
やっぱり好きだったからだ。

きっとメールすれば、返事はくれると思う。
でも、しない。

報われなかったからといって、
それくらいの自信過剰は、あってもいいよね。

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2012年06月07日


405 <七色仮面の告白日記>

半端という心残り

ロンドン五輪へ向けた競技が真っ盛りの中、
私は連日、テレビでバレーボールの試合を見入っている。

今もちょうど男子の対オーストラリア戦が終わり、
強豪と呼ばれる相手に日本のストレート勝ちという結果に、
やや興奮気味です。

昨日の対中国戦が散々だったので、
今日の日本勢の華麗なるプレーの連続に、
私はしびれっぱなしでした。

キレのあるサーブ、粘りのあるディフェンス、
技術が光るスパイク、相手の動きを読んだブロック。。

今季活躍しているメンバーの中には、
前回の北京五輪で出場経験がある選手がおり、
その時の結果は11位に終わってしまったが、
この北京五輪出場を果たしたことこそ、
日本、特に男子バレーの復活を印象づけるような感じだった。

そうは言いながらも、この4年は、
正直バレーボールの試合を観ることはなかった。
バレーボールは、私の傾向の一部を象徴する
少し特異な位置づけになっているのだ。
なので、バレーボールをスポーツ観戦というより、
私の性格傾向に気づいてしまうから、見たくないのかもしれない。

そう、私は中学のときに部活動でバレーボールをやり、
一年ちょっとで辞めてしまった経緯がある。
このときは今ほどの関心はなく、むしろ辛かった。
バレーボールという部活を選んだのは他でもない、
当時仲良かった子が入部した。それだけだった。

その子が半年くらいで退部すると、
私はバレーボールをやる楽しさや目的がわからず、
適当な言い訳をつけて辞めたのだ。

時が過ぎ、30歳を迎えるころだったろうか、
ふとテレビで試合を観て、バレーボールをやってみたくなったのだ。
触発されたといえばそうだし、中途半端に辞めた心残りだったのか、
明らかに、中学の部活動の入部動機とは別の、
やってみたいという気持ちが強かった。

そして、サークル活動をしているところを探し、
体験練習に参加したり、チーム試合にも出た。

中学の頃にちょっとでも関わったスポーツというのは、
意外にもカラダが覚えているような感じはしたが、
やはり一年程度の経験では、
お世辞にも昔の杵柄とは言えないプレーだった。

そこから練習に打ち込むこともできたが、
でも私はサークルを続けることは選ばなかった。

バレーボールは、物事を中途半端にやめる傾向にある私を、
象徴しているスポーツになった。

今回の世界予選試合で選手たちは、
「五輪への切符を手に入れるために4年間練習してきた」
「前回の五輪は先輩につれていってもらったから、こんどは自分らが」と、
どんなプロ選手も日々の練習、半端にやめないことを貫いたからこそ、
今の華麗なプレーが生まれているのだ。

私がバレーボールを通じて見える自身というのは、
半端に投げ出してしまったことの重さだ。
それを、今更ながら痛感しているからだろう。

半端になるならなるで、とことん半端になればいいのに、
それもできないから始末におえない。

そうは思っても、バレーボールを観る高揚感は、
私のなにかを奮わせるのだ。

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2012年05月31日


405 <七色仮面の告白日記>

火消しの日々

事業所へ通い始めてから、丸二ヶ月が過ぎた。

その期間、同期生との人間関係に落胆したり、
事業所そのものへの不信もあったけど、
その想いを「ちゃんと話し、相談する」ということで、
私の中では解決していたった。

三日でダメ説のあとに控えていた、
ゴールデンウィーク明けの落ち込みというパターンは、
気づかずに種をまきながらも、なんとかクリアできた。

どんなにイヤなことがあっても、
これまでのように「行きたくない」という気持ちは、
不思議と湧き起こらなかった。

何がそうさせたのかは、無意識ではわからない。
けれど、意識では「ここへ通うと決めた気持ち」だけは、
忘れずにいようとした。

しかし二ヶ月過ぎただけで、浮かれてはいられない。
これからが正念場なのだ。

ここへの通所が手段から目的に変わってしまうと、
私の性格上、おそらくそこには「惰性」が生まれる。

それを思うと、毎日が緊張なのだ。

緊張といっても、物事に過度な神経を行き渡らせることではなく、
自身の気持ちに敏感であれという意味だ。

相手の一瞬の言葉でも、私に突き刺さることがある。
そのことを相手に伝えられなくても、
私の中でそれを捕まえ認められるか。

私が疑問に思うことがあってどうにもわからないとき、
それは現実として調べたり聞けば解決するのか、
何をしても解決しないという感情レベルのものか。

ちょっとでも気持ちに隙や妥協心がでると、
それが巡り巡って爆発の火種になりやすい。

そう思うと、毎日が火消しのようです。

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2012年05月24日


405 <七色仮面の告白日記>

結末が見えてこその仕掛け

今週は金環日食にスカイツリーオープンと、
日本がにわかに浮き足立つイベントが目白押しでしたね。

私も朝の支度をしながら日食を、
夜ごはんを食べながらスカイツリーオープンの様子を、
テレビで見ていました。

日食をくわしく知らない私は、
朝なのに夜のように暗くなると想像をしていましたが、
実際はそんなことはなく、
全くもって明るかったですね。

スカイツリーは、今年の正月にタワーのたもとを見学し、
なんとまぁゴッツイつくりで、さすがに世界一の高さを誇るだけあって
圧巻ではあったけど、大きな魅力はなかった。
それよりも、最寄駅を「とうきょうスカイツリー」へ改称したほうが、
私には驚きでした。
まぁ、いつか行ければ御の字ですね。

昨年は自粛ムードが漂っていたせいか、
日食やスカイツリーをはじめ、春の桜前線とか
渋谷やお台場の商業施設オープンのニュースが、
「さぁ祭りだぁ!」と言わんばかりに、
その反動として表れている気がします。

こういった現象は大抵が仕掛けなんでしょうから、
ごく一部の人の関心をそそるように仕掛け、
それが見事にハマるようにできているから大したものです。

仕掛けてハマるのは、何もイベントごとだけではありません。
オレオレ詐欺、AKB、スマートフォンだってそうです。
仕掛け人がいて、仲介に仕掛けの品や手段があり、それにハマる人という構図は、
いつの時代も変わらないものなんでしょうね。

昔ならお家のために権力闘争や領地争いもあったでしょうし、
現代なら流行やら不安を駆り立てる心情を逆手にとるし、
どんなにあこぎなやり方であっても、
所詮人間が仕掛けようと策を練り、そこで考えつくりだす範疇でしかないはずです。

大方これらの出来事は、人間関係や感情のもつれが絡んでますから、
なんとか勝敗が決まったり、成敗の末に何かしらの結末が見えてくるものです。

さぁ、今年も夏がやってくる。節電、節電の夏です。
仕掛けた人間の創造と想像を越えた大きな損害の収束は、
一体どうなるんでしょうかね。

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