今日久々に多摩川沿いを走ったら、
早咲きの桜がもうすでに半分くらい花を開いている様子です。
実は先週、
仲間内の花見の話が持ち上がった時に
「まだまだ先かな」なんて思っていた私も
さすがに考えを改めました・・・。
私はイヤな男です。
およそ30年間、
それなりにいろいろな曲折を経て
現在の場所にいます。
有難いことに、
「実業男」などというニックネームを頂戴して
ブログまで書いている。
そんな私が先ごろ、
私とは何者か、と自分自身に問うてみる気になりました。
本来私は
知らない場所に出て行って新しい友達を作ったり
全く新しいことに挑戦する事が大好きな人間です。
ところがここ数年、
あまりそれを積極的にやっていませんでした。
何故なのか。
私は自分が好きです。
私は、カッコイイ自分が好きです。
私は、人から評価され、褒められる自分が好きです。
私は、何でも受け入れられる広い自分が好きです。
私は、スタイリッシュに仕事をこなす自分が好きです。
挙げたらキリがありませんが、
私は、自分が好きです。
しかし本当の私はどうか。
本当の私は、結構ダサめのブ男です。
本当の私は、人の目に付かないダメダメ人間です。
本当の私は、結構癇癪持ちの上に平気で人を切る人間です。
本当の私は、泥臭い仕事をしている人間です。
挙げたらキリがありませんが、
本当の私は、ダメ人間です。
「好き」は私の理想像、「本当の私」は自身の自己評価です。
元来私は評価基準の非常に高い人間らしく、
自身のことについて満足できたことがほとんどありません。
話は元に戻りますが、
前述の積極性の減少に
「本当の私」感の増大が少なからず影響を与えていました。
単純に自己否定によるものであるのみならず、
これまた厄介な「虚栄心」なるものが邪魔をし、
こんな自分を見せたくないとか
こんな自分は恥ずかしいなどと
思ってしまったが為に
出不精を発症した模様。
その上、
仕事のボリュームが大きくなったことが
私に余計な言い訳を与えてしまいました。
私はイヤな男であることに気づきました。
ここまでに出てきたものと
それ以外にも挙げたらキリがないほど沢山ある
自分のダメだと思う部分について、
その原因がどこにあったかを
常に求めてきた私。
この次が、最も大きな問題です。
私は、それを「外部」に求めていました。
こんな人が関わったから、
こんな出来事があったから、
私はこうなったのだ、と。
ずっとそういう考え方をしていました。
いや、
実際はそういう考え方しか知りませんでした。
無論、
原因をどこに見ようが
自分がどんな人間だろうが
それを克服する為の努力をすることができれば
特に問題ありません。
しかし私は
自分の気持ちをそちらに向ける事をしませんでした。
だって、
そのままの自分の方が楽だし
ぬるま湯につかっているみたいで決して悪い気分ではなかったから。
ところが、
本当に突然気づいてしまいました。
「全部自分が悪いんだ!!」
「全部自分の選択だ!!!」
わかってはいたんですよ、理屈では。
今回のは、
文字通り「腑に落ち」ました。
そして、
そんな自分の至らなさの原因として
挙げてしまった人や出来事に
本当に申し訳ないという気持ちが湧いてきました。
やっぱり私はイヤな男です。
あれこれ偉そうな事を言ったところで
所詮30過ぎの若輩です。
ここでこんな事を書いた理由も
「虚栄心」によるものかもしれません。
でも、
少なくとも今までの自分よりは
前向きな方向に
エネルギーを向けられそうな・・・。
ダラダラやってたら
凄まじく長くなっちまいました。
ごめんなさい。
皆さん、最後まで読まれました?
読んでくれてたら嬉しいです。
こんな分かりにくい文章に・・・
皆さんの忍耐に敬服します。
お付き合いありがとうございました。
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