2006年05月31日


男N <男Nのニートからの旅立ち>

心の家の建て直し

4年前、「次のW杯はドイツに行こう!」といい加減に約束した。
4年後の今、やっぱり、ドイツには行かない・・・

「心の中で強く願えばそれは現実になる」
確かにそうだと思う。
でもものには限度というものがある。

例えば、巨人の4番を打てると強く願えばその通りになるか?
・・・なんらかの形でなるかもしれない。

冥王星を爆破したいと願えば?
・・・妄想の世界なら可能かも。

「男Nの例えは極端過ぎる」と、
もう一人の僕からはもっぱら不評である。

さて、
オリンピックはトリノで見たがW杯は日本での観戦になりそうだ。
といってもこれは時間の話。

ニートになる前から(つまり学生の頃から)、
オリンピックとW杯はリアルタイムで見てきた。
もちろんTV観戦だが、徹夜でライブで見ないと気がすまなかった。
とくにW杯は、「ブラジルでは学校は休みになるんだから」と、
日本であることを意識的に、そして無意識に値引きした。

そういう人は結構いるし、それでいいと思う。
ただ僕は今回はそこまでしないと思う。

別に興味が無くなったわけではない。
理由はよくわからない、というのが本音だが、
やはり僕の「変容」と関係があるらしい。

今、自我状態に変化が起きている。

心の家を建て直すようなことをしている。
あくまでも改築で、引越しではない。
常に自我は何処かにあるのだから。
家を改築しつつプレハブ小屋に仮住まいしているような状態。
最近落ち着かない原因もそういうことらしい。

サッカーに極端に入れ込んで投影することも、
睡眠前に甘い幻想に浸ることも、
きっともうないのだろう。

継続的なカウンセリングはやはり重要だと改めて思う。
心の家の建て直しという一世一代の大事業には、
支えになるもの、アシスタントやアドバイザーが不可欠だろうから。

この話題もまだ進行形のものなので、またブログに書こうと思う。
というよりも、
「ブログ療法」ではすべての話題が関連して進行するものなのだろう。

ちなみに、これが今日の本題。
「変容に伴う自我状態の不安定感」
前フリが長かった、ともう一人の自分からダメ出しを受けそうだ。

ついでなので後フリ。

ブラジルでは(ブラジルに住んだことはないので受け売りだが)、
W杯での代表の試合のときには街は閑散とし、
学校はおろか警察でも皆試合に夢中で仕事どころではないらしい。
じゃあ泥棒のし放題じゃないかって?
その心配は無用。
泥棒も試合に夢中で仕事どころではないのだ。

このネタが通用するのは日本だからで、
これを書いている僕も、やはり典型的日本人なのだよ、明智君(誰?)

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2006年05月29日


男N <男Nのニートからの旅立ち>

束の間の休息

先週の木曜日、「最終兵器彼女」を読んだ。
「読もうと思いつつ状態」がずっと続いていた作品。
これって「ダメダメちゃん」の物語なんかなぁ。
号泣する人もいるらしいが、今の僕には大して感動もなく・・・
作者も含めてあらゆる人が“not OK”に思えてしまう。
読者の僕も含めて。

ふと立ち止まり、
とくに深く考えることもなく、でもなんとなく考えたりして、
気ままに過ごす。

今日はそんな一日。
月曜日は休日。ひきこもりの日。
寝て、起きて、ボーッとして、の繰り返し。
最近不眠の日が多い。

3、4時間の睡眠でも頑張ればなんとかなる。
でもさすがに毎日はキツイ。
生活記録ノートによれば今日は16時間寝た。
寝るのは得意な逃避のかたち。

OKだと思う。

抑圧?

OKじゃないけど、それでいいじゃん。

開き直り?

ヨクワカラナイ。

今日はあんまり頭を使っていない。
それでイイかなと思う。

体も使っていない。
それはダメかな?

4時間睡眠でとくに用事もなく一日起きて過ごすのは無理。

「用事」って何さ?

ちょっとだけ振り返り、ちょっとだけ「逆さ自分史」を作った。
デイケアに通い始めて1年。
NPOが設立されて2年。
今のトコに引っ越して3年。
実家に強制送還されて入院してから4年。

かなりんと出会って3年半。
労働デビューから2週間・・・
6月から忙しくなる予定。
束の間のものだと特別に意識することはなかった、今日一日。

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2006年05月26日


男N <男Nのニートからの旅立ち>

プチひきこもりから脱する選択

ふと気が付くと目の前に不安がある。
形があるものではないが、僕のイメージでは「蛇」。
大きな口を開けて、今にも僕を飲み込まんとしている。
飲み込まれてはイケナイ!と強く思う。

でも、

飲み込まれたほうが楽かな?とふと思う。
ふと、ではなく、ずっとあったことには気付かない。
流れに身をゆだねたほうが楽で自然な気がする。
僕は飲み込まれる。

これが僕の、「ひきこもる瞬間」のイメージ。
今、その一歩手前にいる気がする。

いつから?と考えてみる。

昨日から。

「行動」することを毎日の日課のようにしようと考えてきた。
ここでいう「行動」が曖昧で説明しにくい。

家の外に出て人とふれあうこととか。
交流分析の時間の構造化でいうところの「雑談」以上とか。
自分の変容に繋がりそうなこと。
毎日することで効果が上がりそうなこと。
とにかく「イイ」と思えること。

昨日と、今日このブログを書き始めるまでは、
「イイ」と思えることをしていない気がする。
気がするだけだ。
一昨日は「イイ」と思えることをした気がした。
それだけだ。

 今この瞬間に感じることがすべてだという気がする

これまでも何度かあって、これからも何度かあるのだろう。
自我状態とかいう難しい言い方をしなくてもいい。
気分なんてその時々でコロコロ変わるものだ。
そうだろう?

現に、ブログを書き始めるときと書き終えるときでは気分が違う。
「行動」より「選択」に主眼を置いて洞察したほうが、
僕にはいいのかもしれない。
行動しないという選択をする傾向が僕は強いから。

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2006年05月24日


男N <男Nのニートからの旅立ち>

ブログ療法

まずは前回の続きから。
少しだけ湿疹のかゆみが治まったような気がします。
気のせいかもしれませんが。

「気のせい」って言葉も変ですね。
「気持ちが原因」という意味ならそのまま使えます。

何言ッテルカワカリマス?

ということは、
意識に不安が少し上ってきたかも?ということです。
要するに、ちょっと不安な状態ってことです。

ヤッパ不安ナンジャン!

まあこれが当たり前の状態なんでしょうけどね。
やっぱり、これって、
生きてる限り続くんですかね?

そう考えると、
なんだか生きることが大変に思えてきちゃうのでこの辺でやめときます。

今オレハ抑圧シタカ?

考え過ぎかな?なにしろ頭デッカチャンなもんで。

思考回路の一部を文章で表現した気になったところで本題。

だいぶ前(これです)、ブログを書くことを、
怪しげな日記療法とか書きましたが、
謝ります。ゴメンナサイ。
ブログ療法はとても立派な行動療法です。実感です。
少なくとも僕にとっては効果てきめんです。

まず、単純に「書く」というのがイイ。
正確にはキーボードを「打つ」ですが。
何かをしているという実感。あと、達成感。
これがなんかイイんです。

なおかつ形に残る。これがまたイイ。
頭の中だけであれこれ考えただけでは形になりません。
記憶として残っている場合でも、
知らないうちに変わっちゃってたりするかもしれません。
形にしておけば記録として残ります。
たとえ、あとで読み返して、
体中から青汁が出るくらいコッパズカシイものだったとしても、
残ります。

それに加えて、
僕のブログはカウンセラーかなりんが読んでくれています。
カウンセリングの際の補助ツールとして使えます。
考え過ぎても、抑圧しても、
その他のなにかとてもイケナイ傾向があっても、
その痕跡が読み取れちゃうかもしれないんです。

他にもいろんな効能が考えられますが、うまく書ききれません。
どなたかプロの方のフォローがあると助かります。
期待できるプロの方って約1名しかいないんですが。
ねえ、かなりん♪(ムチャブリ)

このネタは実は結構温めてたんですが、うまく書けた感じがしません。
「うまく書けた感じがしなかった」というのも併せて、
この辺で記録に残すことにします。
とにかく、なんだか、
「ブログ療法バンザ〜イ!」みたいな感じを表現したかったんですね。

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2006年05月22日


男N <男Nのニートからの旅立ち>

体の中の抵抗勢力

少し自慢します。

ウチのブログはスゴイです。
ウチでは3人で交代でブログを書いています。
だから、内容の面白さもさることながら、
打ち合わせもないのに3人が影響し合いされ合い、
それぞれが少しずつ変容していくのです。
ナチュラル・トラックバック・システムなのです。

なぜこんなことを書くのか?
今日のブログは昨日のA子さんのブログに触発されたものだからです。

さて、
最近、原因不明の湿疹が右半身を中心に発生しています。
ここここの間で発生しました。過去に経験した覚えがありません。
通院している神経科の先生曰く「皮膚科で診てもらったほうがいいよ」。
そりゃそうです。医学生理学的には。
でも、心理学的には、正確に言えば「かなりん学」的には、
また違った見解になります。

最近僕は決断して新しいことにチャレンジしています。
今のところいい調子です。
とくに不安はないです。

ところが、この「不安がない」のがちょっと疑問らしい。
新しいチャレンジには不安がセットで付いてくる。
これは冷静に考えてみれば当然のことですね。

なぜ不安がないのか?

どうやら僕が「抑圧」しているらしいのです。
自分のことなのに「らしい」と言うのは、
無意識のなせるワザらしいからです。
「抑圧」されているらしい、意識されない「不安ちゃん」は、
果たしてどこへいってしまったのか?
どうやら、しっかりと自分の中に在るらしい。
そして、その存在を湿疹という形でアピールしているようなのです。

これらはあくまで仮説です。
でも僕は結構そのとおりだと思っています。

去年の秋から冬にかけて、立て続けに痔と腰痛が発生しました。
その頃もかなりストレスフルで、
しかもストレスを意識していませんでした。
心の問題が体に現れることを“初めて”実感しました。
それまでは心と体の相関関係を意識したことはなかったのです。

頭でっかちで行動することが苦手な僕は、
言い換えれば「ひきこもって思索にふけること」を得意とする僕は、
思い立って行動するとき、「不安ちゃん」を抑圧する傾向があるようです。
そんなとき、何もせず安らかでいたいという無意識の思い、
これを僕は「抵抗勢力」と呼んでいますが、
彼らの反対の声を無視してしまうのです。
でも彼らは隠然たる勢力で在り続けているわけです。
そして、良くも悪くも改革を断行する小泉首相とは違い、
僕は最後には、彼らに屈するのです。

ちょっと言葉遊びが過ぎる気がしますが、
僕、こういうの好きなんです。ゴメンナサイ。

今日、カウンセリングを受けました。
そしてこういったことを考えてきました。

不安を抑圧するのは好ましくない。無意識であることがよくない。
抵抗勢力を無視することは真の行動改革とは言えない。
「不安ちゃん」を俎上に載せる、さらには意識して抱えて行動する。
これができてこそ、本当に変容したと言えるのではないか。

理屈はよくわかります。
でも今は実践は難しい感じがします。
言うは易し、横山やすしです。

たびたびツマンなくてスミマセン。

この問題は僕にとって重要で、進行形なので、
またブログに書きたいと思います。

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2006年05月19日


男N <男Nのニートからの旅立ち>

履歴書、書いちゃいました

最近勢いに乗っているので、
その勢いのままに面接受けちゃいました。
コンビニのバイトです。
知人の紹介です。

僕の苦手なことは百八つあるのですが、
そのうちの一つが「履歴書を書くこと」です。
考えてみると「電話をかけること」も苦手ですし、
労働の入り口からダメダメちゃんなんですね、僕は。

まあそれでも、履歴書、書いちゃいました。

今回は履歴を偽ることをせず、正直に書いたのですが、
見事にスカスカなキャリアだなあと、
我ながら笑っちゃいました。

ひきこもりもニートも一応キャリアだと僕は思っています。
「裏キャリア」みたいなもんですが。
でも正式な文書では表しづらいですね、さすがに。
そこで「履歴詐称」の必要が生じたりするわけです。

これは裏キャリアの人達にとっては重大な問題です。
このことで心の病気をこじらせたり、
表キャリアへ抜け出す際の足かせになったりするんですね。
僕もその一人だったわけです。

「正直に書いて悪いはずがない」とか、
「詐称するぐらいの図太さをもて」とか、
「そもそも裏キャリアを歩くのが悪い」とか、
正論でいくらでも言い負かされてしまいそうです。

でも、これは確実に重大な問題なんです。
では、問題解決のためにどうするか?

「キャリアカウンセリングを受けましょう」

これだとウチの宣伝みたいでなんかイヤですね。

僕がどうやってこの問題をクリアできたのか?
あまり的確に答える自信はないんですね、正直。

「勢いにまかせて」というのはありますが、
ヘタすると反動で深く沈みこんでしまう可能性もあります。
失敗しても自分を否定することにはならないと思えたから、
履歴書が書けたんだと思います。

僕がここまで来るのに十年近くかかりました。
これを読んでなにかを感じていただけたなら幸いです。

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2006年05月17日


男N <男Nのニートからの旅立ち>

労働はじめました

僕、働いちゃいました。

バイトをしたことはあるので、
厳密には労働デビューではないかもしれませんが、
これまでのあまりの意欲の低さと、
今の「働くぞ!」っていう意気込みを考えると、
やっぱりデビューって言葉がふさわしいのかもしれません。

で、どんな仕事かというと説明が難しいのですが、
とある福祉施設で、とてもvividな人達とふれあいながらの、
掃除などの家事手伝い、その他です。

今はまだあまり実感がわきません。
淡々と仕事した、って感じです。

家事、特に掃除は苦手というか、
自分の家ではほとんどやらないんですが、
仕事だと出来てしまうのが不思議です。
もともと完全癖があるので、
自分の家では完璧にやろうとして失敗することが多いのかな?
仕事だから手を抜いているわけではなく、
仕事だから終わらせる必然性があるので出来るのかなって思います。
実感がないのは、
もっとうまく出来たんじゃないかって気持ちがあるからかもしれません。

難しいことを考えてみました。

今の日本社会はとても清潔ですが、
本来、すみかをきれいにするということ、
衛生状態を良好に保つということ、
これは生きるうえで必要不可欠なことだと。

だとすれば、
掃除もろくにしない、キタナイ部屋での生活というのは、
まったく健康的でない、
生きるということからかけ離れているんじゃあないかと。

とまあ、
こういったことに思考エネルギーを費やし、
「オレはダメだ!」と自己否定感を強めるのが、
僕のオハコといってもいいくらいの得意パターンなので、
これくらいでやめておきます。

マァイイジャン!って思えてるんだからイインジャナイノ?

とても気分のいい一日でした。

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