僕の人生において重要な事の一つのようなお話です。
「第一感」というのは将棋などでよく使われる言葉で、
難しい局面で、最善手がよくわからないようなときに、
解説者が「第一感ではこの手なんですけどねぇ」
なんていうような言い回しをします。
一発で変換できないので辞書には載ってないかな、
と思っていたら、ありました。
「真っ先にひらめく感じ。直感。」だそうです。
最近はgooの辞書を愛用しています。関係ないですが。
僕は直感には自信がありました。
過去形です。
昔はよく「数学は直感で解くものだ」などと言っていたものです。
いつまであったかは定かではありませんが、少なくともサンプラザでの
エンカウンターグループに参加していた頃にはありました。
逆に言えば、サンプラザ時代と全く同じファシリテーターだった、
今回のエンカウンターグループでは自信がなかったということです。
長い横文字を使うと改行に苦心します。これも関係ないことですが。
「第一感」と「直感」は辞書では意味は同じですが、
僕の中では違う感じで捉えて使い分けていて、
将棋の例で挙げたようなのが僕の中での「第一感」です。
「最善手がよくわからないとき」というのがミソです。
エンカウンターグループに最善手なんてありません。
何を言うのも自由。言わないのも自由。
「場」は不規則に動くような、あるいは動かないような感じ。
場を形作る「人」は、やはり心が動いていたりいなかったりな感じ。
そういった中で、パッと思うこと。それが「直感」です。
そして、こういった手を指すのがいいんじゃないかな? というのが「第一感」です。
「こういう発言をしたらいいんじゃないかなぁ」なんて考えるわけです。
「いい発言をしたい」という気持ちにすでに問題がある気がしますが。
とりあえず今はそれは置いといて。
何かを感じる。それを言葉で表現したい。言う。
そのプロセスの何処かに詰まってしまう箇所があるみたいです。
考える。こういう表現がよさそう。発言する。
これも何処かで止まっちゃうんですね。
何故でしょう?
リスクを恐れているんです。
結論出しちゃいました(苦笑)
日常の社会的な人間関係の中で、直感をそのまま口に出すと、
トラブってトラブってキリがないかもしれません。
相手にとって明らかに不快なことを思い付いても、
さすがに口には出せませんし、出しませんからね。
なので「直感にフタをする」癖がついちゃったのかもしれません。
だからといってコンビニのせいにはしたくないんですけどね。
「直感」もgooで調べてみました。
「推理・考察などによらず、感覚的に物事を瞬時に感じとること。」
「直感」を信じ、それを口に出すべきかを瞬時に判断し、
口に出すべきは口に出し、
出さざるべきは出さず、フタをするのではなく、自分の脇に置いておく。
それが僕にとっての理想形のように「第一感」では感じますが、
そうなるためには相当な精進が必要なんだろうなぁ(遠い目)
【なぜか、あとがき】
タイトルは「第一感」で思いついたままにしておきますが、
このお題で1時間やそこらで書くこと自体に無理がありました。
そのことに 今気付いても 「後悔先に立たず」
メチャメチャ字余りですが(汗)
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