NPOでは昨年から埼玉県の騎西町の「女性相談」も受託していて、今年から私が担当しています。会場の女性会館は広々としたロビーやホールを備えてとても立派な建物です。渋谷にもこういう会館があったらなぁ。。。と行くたびに羨ましく思います。こちらは月に2回、1回3枠の計6枠なのですが、なかなか満杯にはなりません。せっかの機会なのですから、もっと利用して欲しいな、とこれも行くたびに思うことです。
どちらも行政や福祉法人が開いている無料の相談なので、「1人を長く継続するよりなるべく多くの人に利用して貰いたい」というコンセプトがあるようです。カウンセリングというとどうしてもケースによっては長引くものも出てきてしまうのですが、主催側の意向も汲んでなるべく新規の方に利用して頂けるように「新規枠」を設けるなどの努力をしています。
「福祉」に於ける相談は、とにかく予算が継続することが第一です。実施していることの「意味」がうまく伝わらずに廃止されてしまうのは、なんとももったいないですからね。納得して予算を組んで貰えるように、こういう「地域での相談」の在り方も、カウンセラー自身がもっと考える必要があると思います。
それにしても、この間の「渋谷フォーラム」で谷口さんも言っていたけど、地元からはちっともオファーが来ませんねぇ。谷口さんは20年も福祉活動をしているのに、お呼びがかかったのはあのフォーラムが初めてなんだそうです。2年ちょっとのNPOじゃまだまだってことですかね。港区では1年目からいろいろ協力してくれたのに…と、かなりんらしからぬ愚痴になってしまいました。
いいのさ、私には三鷹も騎西町も横浜も川崎もついてる。渋谷なんて当てにしないでやっていくのさ。フンッ!(←どこかで見たことある?)