行ってきました、犬連れ旅行。
先日のブログでもご紹介した新車(中古だけど我が家にとっては新車)購入記念の旅です。ピッカピカのBMでの初旅行。行く先は熱海。すっごく楽しみで前の晩などまるで遠足に行く子どもみたいでした。コーヒーとそれからお菓子も持ってこ。あ、そうそう犬のおやつにジャーキーも忘れず入れなきゃね。もちろん古毛布とおしめシートもぬかりなく準備。人間より犬のグッズで膨れあがった荷物を積んでいざ出発。車が苦手なフータには乗り物酔いの薬まで処方してもらうという念の入れよう。
乗り心地も満点の我が愛車。車大好きなサンタは久しぶりのドライブに大はしゃぎ。フータの方は薬のお陰で余り騒がずとろんとした目で夫の膝の上に鎮座してる。まずは順調な滑り出し。途中で犬も入れるシーフードレストランで昼食をとり、宿に着いたのは午後2時過ぎ。曇り空からは薄日も漏れて、心配した雨にも遭わずに何とか無事にチェックイン。
さてそれからが誤算の連続。リゾートマンションをホテルに改装している宿で、17畳のリビングのついた2LDKの広々とした部屋なんだけど、様子が違うのに不安がった犬たちが、夫がトイレに入って姿が見えなくなっただけでもう大騒ぎ。こんなことじゃ犬を部屋に残して食事も温泉にも行けやしないじゃないかと困惑したけど、そこは案ずるより産むが易しで、出てしまってしばらくすると吠えまくっていた犬たちも諦めて静かになることを確認。何とか美味しい食事と素敵な温泉を楽しむことができました。
しかし大きな誤算はその後でした。いざ寝ようということになって最初は和室にふとんを敷いたのですが、二匹でそこに上がってきてしまう。これはだめだと障子を閉めると今度は戸に爪を立てて引っ掻きあわや障子を破ってしまいそうな勢い。仕方がないので洋室に移動したのですが、今度は閉めたドアの向こうでかしましく吠えたて、いつまでたっても鳴きやまない。今度ばかりは「案ずるより…」というわけにはいかなそうで、私がリビングのソファーで犬と一緒に寝るっきゃないかということになりました。やっと安心した犬たちがソファーの上で寝息を立てたのを見計らって寝室に移動しようとしても、耳ざとくすぐ起きてついてきてしまうので、結局私は朝までそのまんまソファーに釘付け。お陰で背中は痛いしよく眠れないしでさんざんでした。洋室のベッドで寝た夫の方も犬騒動で寝そびれてしまったらしく、翌朝は二人揃って朦朧状態でした。
翌日は箱根に登って富士山を見に行こうと楽しみにしていたのですが、昨晩雨が降ったらしくこんな日はガスが出て箱根路は大変だということで結局中止。これが誤算の第3弾。不安続きの犬たちのために少し彼らが遊べるところをまわろうということになり、江の島の海岸に行ってみることにしました。折しも風が強い日で、その風に誘われてか平日だというのにかなり数ののサーファー達が集まってきていましたが、サーフィン日和を過ぎる強風に板を持ったまま砂浜で立ち往生している姿もあちこちで見かけました。吹き付ける砂粒に目も開けていられないような中で、それでも犬たちはやっと元気を取り戻して走り回っていました。
そんなこんなで誤算続きの犬連れ旅行でしたが、嬉しい誤算もありました。それは食事のあとのデザートが何とも美味しかったこと。この宿は以前何回か友人と泊まったことがあって、食事もなかなか美味しく、デザートも悪くはなかったのですが、いつも大体デザートメニューはカットした果物とプチケーキだったのが、今回は全品オリジナルメニューでした。白玉ぜんざいと自家製プリンとフルーツポンチのバイキングでしたが、全種類たいらげました。甘いものの苦手な夫も美味しいと言って食べるほど。勿論食事もいつもに増して美味しかったです。ごちそうさまでした!
それにしても今度出かけるときはもう少し対策を立て直さなくちゃね。考えてみれば今まで犬と泊ったのは山荘風の貸別荘ばかりで、それも季節は夏。犬と一緒にその辺に寝ても何てことはないところだったのよね。だからこんなことになるなんて思ってもいなかった。しかしそもそも人生なんて誤算がつきもの。思う通りになんて行かなくて当たり前かもしれません。そう考えれば、二人と二匹が無事帰ってこられたのですから、その点での誤算がなかっただけ良かったです、ホントに!
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posted by CSNメンバー at 23:19
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