今日はオフだから、月末締め切りのレポートを
1日で何とかやっつけようと思っていた。
ところが、昨日緊急の用件がころがりこんで来た。
都庁で行われる「ひきこもり支援事業助成説明会」。
東京都の肝いりで数年間に渡り行われてきた
若者支援プログラムの一環で、事業に参加する
もっと沢山の支援団体をつくりたいということらしい。
思い起こせばかれこれ3年前、
福生の青少年自立援助センターで訪問支援相談の
研修を男Nと二人で受け、合宿も体験し、アウトリーチの
実習もしたっけ。今日の説明会では、この事業を手がける
団体も募集するとのこと。懐かしのKさんが事業内容の
説明に来ていた。
今実際に東京都の委託を受けて支援を行っているのは、
自立援助センターを含めて4団体。主にフリースペースの
運営を手がける星槎教育研究所、「風のすみか」という
パン屋を営業する文化学習協同ネットワーク、就業支援に
力を入れている「育て上げ」ネット。いずれも弱小NPOの
CSNとは違って、手広く事業を展開する大NPOである。
募集は3分野あって、@は自立支援センターがやっている
訪問支援事業、Aはフリースペース事業、Bは社会参加への
準備支援である。助成金は@が300万円、AとBがそれぞれ
200万円。但し1年間だけ。その間に準備を整えてあとは
自分の力でやれ、ということらしい。
午後の4時間余り缶詰になって話を聞いた。
来ている団体はざっと30〜40団体というところか。
「縁」の構想の本はといえば、木村先生が話をされた
「風のすみか」だったし、訪問支援は研修も受けたし、
応募してみたい気もチラッと動く。だけど今あるあれこれ
諸般の事情を鑑みりゃ、それはちと無謀じゃないか。
そちらの声の方が断然大きい。
何せ山のような書類は勿論、プレゼンまでしなきゃ
ならず、その準備の大変さを思い描くとそれだけで
げんなりして気分が萎える。そんな思いして選ばれるのは
たったの5団体。選ばれなかったら山のような苦労は
水の泡。だが万一選ばれたにしてもそれはそれで新たな
苦労の山が待っているだろうし。どちらにしても
生半可な気持ちじゃできない。
だけどどうして今こんな話が来たんだろう。
「縁」の方向性をあれこれ考えているタイミングだっただけに
何だか気になる。う〜ん、やるべきか、やらざるべきか、
そんな思いに引きずられて分厚い資料をもう一度読み直して
いるうちに、あゝ、もうこんな時間!!
今はとにかく、何はともあれ目の前のレポートを
片づけるのが先決。あれこれこねくり回すのはその後にして
かなりんパターンから一刻も早く脱出しよう。
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