予想以上に早いし快適だった。
ちょっと遠出となるとすぐ旅気分になる私。
飲み物買って、ボックスシートのある車両に乗って
窓側に陣取ったのに、走り出してしばらくは
窓の外が真っ暗。そういえば秋葉原のホームも
すごい地下にあったし、これってひょっとして地下鉄?
って一瞬思いかけたけど、そんなことはなかった。
あるわけないか。JRなんだし、ボックスシートだって
あるんだし。
途中で柏の森が車窓に広がり、懐かしく眺めた。
まだNPOを設立したての頃、この辺りにある東大
キャンパスにグループワークをしにきたっけ。
あのときは上野から常磐線で1時間近くかかった
のに、今日は秋葉原を出てからまだ30分も
たっていない。この電車があったら随分楽だった
ろうなあ…と、「つくばの車窓から」とか気取って
物思いに耽る間もなく目的地に着いてしまった。
来年早々この沿線の守谷というところで
グループワークをする。以前恵比寿に住んでいた
Kさんがこの地に引っ越して2年が経つ。長年
渋谷の女性センターで活動していた彼女は、守谷
でも相変わらず精力的に地域活動をしていて、
来年開催されるフォーラムのファシリテーターを
私に振ってくれた。聞けばその日取りが社福の
国家試験のまさに前日。当日じゃないんだからと
半ば強引に自分を説き伏せて引き受けた。いかな
国試でも、グループワークの魅力には叶わない
のよね。
昨日は、10名ほどの実行委員さんたちと
お会いして打ち合わせをした。守谷市は委員を
公募で決めるというが、全員がボランティア。
市役所の担当者のお話だと、エクスプレスが
開通したお陰で首都圏からの流入が進み、現在
では人口約6万。若いファミリーが多いらしい。
地縁の濃かった街に新たな住民が入り、
行政も様々な要求に晒されているようだ。
昨日の委員さんの中にも子育て中の女性が
何人かいて、保育所不足を嘆いていた。
母子家庭の入所が優先されるなら形だけ
離婚しようと思う、という勇ましい人もいて
話は大いに盛り上がった。
帰りはまたエクスプレスで快適な小旅行。
フォーラムの終わった後も何回か連続して
やりたいという意向もあるので、またこの
乗り心地を味わえる楽しみが増えた。これで
試験が受かれば言うことなしなんだけどね。
そうは問屋がおろすかどうか、これまた
来年のお楽しみというところかな。
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