2013年06月29日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

災い転じて福となせるか

 全く人生どこで何が起きるか分からない。
今日は久々のオフなので、午前中はちょっとのんびり。
午後からは裁判の資料を再読したり、調べたりしていた。
そしたらあっという間に夕方。

 あ、そろそろ切り上げてブログ書こう。
資料を片づけようと立ち上がって一二歩進んだとき、
絨毯にサンダルがひっかかって転んだ。
物凄い勢いで見事に転んだ。
脳天に刺すような痛み。ぼとぼたと床に落ちる血。
いや〜、やっちまったぜ。

 とにかく打ちつけたあたりをタオルで冷やして
鏡を見たら、上唇のあたりがひどいことになってる。
前かがみに倒れた拍子に、階段脇の柱にしたたか打ちつけたらしい。
とにかく夫について来てもらって近所の病院へ。

 しかしそこには生憎形成外科の当直医がおらず、
救急情報センターに電話してすぐに手当のできる病院を
教えてもらってタクシーで駆けつけて…

 先生の言うことには、傷は上唇を貫通しておりかなりの重傷。
手術台に横たわり、局部麻酔をして、一時間くらいかけて縫って
もらった。そしてやっと先刻帰宅したところ。
夕飯を食べていないのに、さすがにお腹はすかない。
バナナを買ってきたのだが、細かく刻まないと口に入らず、
飲み物もストローが必要。いやはや、ちっともおいしくない。

 先生の言うところによると、元通りにきれいに治るかどうかは
微妙なところらしい。
まあ、もうお見合いをするわけでもなし、顔が売り物のの商売と
いうわけでもないから、それはいいとして、この分だと
裁判の証言台はマスクして立つことになりそうだなあ。
せめてその日までにはっきり喋れるようになればいいけど。。。

 ホンマに何の祟りかと些か参ってはしまったけれど、ま、
やっちまったことは仕方がない。こんな大怪我は、大分前に
人の頭が降ってきて足の甲を骨折して以来である。あの時も
そうだったように、きっとこの怪我に教えられるところもあるんだろう。
あとは我が身の回復力を信じるのみだ。



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2013年06月22日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

福祉にクリエティビティーを!

 先日「ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)
アドボカシーカフェ」なる催しに事務局のS君と出席した。
テーマは「生活保護の現場から見る日本の貧困問題」。
ゲストとして「NPO法人もやい」の代表理事稲葉剛氏と、
新宿区の福祉事務所で長年相談員を務めてきたという
嘉山隆司氏が来ていた。

 出席者は30名余り。適宜6グループに分かれて着席し、
ゲスト2人の講演の後にグループごとに話合うという形で
進行した。私たちのグループは最初、ホームレス支援を
しているというNPO職員の女性と3人だったが、ちょっと
遅れて入って来た男女2名が加わり5名になった。3〜40代と
思しき女性は、国際支援をしているNGOの職員、初老の男性は
「ごく普通のサラリーマンです」との自己紹介があったが、
両者とも他の福祉関係者とはちょっと異質な雰囲気が漂う。
視野も知識も広い方々で、お陰で他のグループとは一味違う
面白いディスカッションができた。

 私は現在携わっている「生活保護受給者等意欲喚起事業」に
ついて話をしたのだが、NGOの女性が「難民支援に関わったり
していると、ずっと与え続けることが必要なのか、と疑問に思う」
という問題提起をしてくれて話が弾んだ。また「ごく普通の」
サラリーマン氏は、フランスなどでの試みを引きながら、
「こんなひどい競争社会に無理やり引き出して就職させようと
するより、農業に携わって食糧を自給自足するような営みが
できる場を提供するようなことを試みる方がいい。そのための
仕組み作りを考える方向がないとだめじゃないか」と発言。
自身も農業を体験しながらそうした活動をしているとのことだった。
それを受けて、NGOの女性が「支援にクリエティビティーが
ないのよねえ…」と洩らしていたが、まさにである。

 福祉関係の集まりに出ると、いつも共通した雰囲気がある。
今回もそうだ。何かが足りないのである。何だろう?と考えて
ハタと分かった。そうFCがないのだ。皆真面目で一生懸命で
NP的なんだけど、チャイルドっ気はない。あったとしても
ACなのだ。FCがなきゃ、クリエティビティーなんてある筈が
ない。

 会が終わってから私の方から名刺交換をお願いした。
「普通のサラリーマン氏」は、何と日本を代表する大手の広告会社の
役職者である「エラ〜イエリートリーマン氏」であった。女性の方は
以前の同僚だという。福祉の世界にクリエティビティーを持ち込む
ためには、こうした企業系の人たちの参加がないとだめなんだよねえ、
きっと。


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2013年06月15日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

「裁判員裁判」なんか恐くない!

 昨年の今頃から関わってきた某事件の裁判がいよいよ
来月初めに迫ってきた。3日間の公判のうち
私が弁護側の証人として出廷するのは最終日。
そこで何と1時間ものプレゼンをして欲しいと言われてのけぞった。
何だそりゃ?!
あたしゃ商社のセールスマンじゃないぞ!

 以前同様の事件で証言したことがあったのだが、
その時は幾つかの弁護士の質問に答えるだけでよかった。
勿論心理的な背景や見立ての説明もしたのだが、
それも全て質疑応答のような形で口頭で行った。
裁判長から2〜3質問があったが、概ねよく理解してくれて、
検事の反対尋問も大したこともなく終わった。
だから今回の証言もそんな感じのイメージしかなかった。

 ところがである。
今回は泣く子も黙る「裁判員裁判」なんである。
裁判所との事前打ち合わせも何回にも及んだ様子で、
そのために請われて「意見書」なるものも作成した。
過日のブログにも書いたように、それはそれで結構大変な作業だったんである。
だが、それだけでは事は終わらず、その「意見書」の内容を
裁判員向けに噛み砕いて説明せにゃならん、というのである。
それが即ち「プレゼン」なんだというのである。

 今や法廷では図示盤やパワポが自由に使えるようになってるらしい。
但し、レジュメの配布や手元資料はご法度とのこと。
えーっ!それじゃあA4紙5枚にも及ぶ意見書全部覚えろっていうの?
そのうえ、弁護士がパワポの操作するとつるんでるみたいで心証悪いから、
自分で操作もしろって、冗談じゃない!
あたしゃ予備校の講師じゃないぞ!

 二人の担当弁護士はこんな私に心配顔。
「とにかくリハーサルをしましょう」と毎週予定を入れてくる。
おまけに裁判所がつくった裁判員裁判の広報ビデオもご到着。
この前準備、役作りに励む舞台俳優さながらじゃないか。
あたしゃ堺雅人じゃないぞ!

 しかしこうなったら、昔ならした演劇魂。
むらむらと沸き起こり、裁判員裁判がなんぼのもんじゃい!
傍聴人も多いというから、さしずめ法廷全体が観客だと思やいい。
さて、どんなキャラを演じようか。
大竹しのぶもマッツァオな名演技、見せてやろうじゃないの。
さあ、今日から科白の練り直し。
自作自演の一人芝居、60分、きっちり演じきってやるぜ!


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2013年06月08日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

坂を上ればニュータウン

 お向かいのビルの2階にカフェ「まきの木」がオープンしてから
3週間余り。ゆったりとした雰囲気と創作的メニューの数々に
魅せられて足繁く通っている。

 オープンの日には事務局のS君と、翌週には、弟さんの写真のことで
打ち合わせにいらしたMさんと、その数日後には、カフェ行きを楽しみに
して来てくれたカウンセラー仲間のミヨミヨと、それから今週は、
派遣会社から仕事の打ち合わせにいらした2人のキャリアウーマンたちと、
そして昨日は、近くに住む理事のK氏が来訪したので彼と。一か月も
経たぬ間に何と5回も行っている。これってちょっと通いすぎ…

 でも行くたびにスープの種類が変っていたり、新しいスィーツや
ドリンクのメニューが増えていて飽きることがない。お菓子作りに
堪能なオーナーが、その旺盛な創作意欲を燃やして作る新メニューは、
どれもなかなかの味わい。カフェの奥には床に座って寛いだり遊んだり
できるスペースがあって、ときに幼い子どもたちの賑やかな声が響き、
楽しい気分にさせてくれる。

 段々と客足も伸びてきている様子だし、そのお客さんを当て込んで
CSN玄関前に出してあるNPOのリーフ類も少しずつ減っているみたいだ。
前の道路を自転車に乗った若いママやベビーバギーが行き来する姿も
目につく。
 
 気がつけば住宅街だったこの辺りに随分店舗が増えている。
将来は、駅付近の繁華街やガーデンプレイスとはまたちょっと違った
雰囲気のミニタウンになるかもしれない。うちも軒先に小さな
アンテナショップでもつくって一役かおうか、ミニマップなんかを
作るのもいいんじゃないか…などと勝手な夢を膨らませている。


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2013年06月01日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

一石二鳥の健脚ライフ

 今週は出かけることが多く、良く歩いた。
というのも、スマホに万歩計がついているので、
歩数表示で分かるのである。外に出るといつも
軽く一万歩は超えている。

 今週だけでなく、先月は外に出ることが多かった。
玄関前のディスプレイを整えるのに何回も買い物に行ったし、
スマホを買うときも駆けずり回ったし、出張の講座もあった。
ディスプレイ用品を見にショールームのある馬喰町まで
行ったときは、帰宅後両もものあたりが筋肉痛になった。
あの時はまだ万歩計はなかったけど、多分3万歩くらいは
歩いてるんじゃなかろうか。

 しかしその後は筋肉痛を起こすこともなくなった。
一万歩くらいでは悲鳴をあげない脚になりつつある。
こうして足腰鍛えておくのは今後のためにもすこぶるよろしい。
家の中でもウォーカーで30分くらい歩くのだが、
これで精々4〜5千歩といったところだ。
外を歩き回るのとは比べものにならない。

 以前はある目的で出かけたら、それだけを済まして
帰宅することが多かった。だが、この頃はついでに
あちこちに寄り道して用事を済ませるようになった。
今まではどう行ったらいいのか分からなかったような
ところでも、スマホで検索すればルートがすぐに分かる。
すごく遠そうに思えても意外に近かったり、このところ
新発見続々である。

 最近の首都圏の交通網の発達は凄まじい。
JRと地下鉄が縦横無尽に張り巡らされ、ちょっと
乗り換えればどこへでも行ける。バスだって
路線バスの他にどこにでもコミュニティーバスが
走っていて、うまく使えば安くて便利だ。

 タクシーや車を使って金をかけ、揚句足腰が
弱まるばかりじゃいいことない。結構歩かされる
こともある乗り換えなんかも、脚を鍛えるのに
一役かっていると考えれば、安価な公共交通機関を
使って歩き回るのは、まさに一石二鳥じゃないか!

 今月も出かける予定は目白押し。
雨の季節で億劫な気分になることもあるだろうけど、 
快適な東京の公共交通機関ライフ、スマホとともに
楽しみつつ、健脚づくりに励みたい。 



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2013年05月26日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

素晴らしき哉、スマホライフ!

 それは、今月半ば、携帯の請求書が舞い込んだときから始まった。
並んでいる数字を点検すれば、たまったポイントが8,700P、そのうちの
2,100Pが今月末で無効になるというではないか。

 もう天然記念物なみに旧式の我が携帯、これを機に買い換えようか、
と思い立ったが何とやら、とにかくも携帯市場をリサーチしてみようかと、
大型量販店から街角の携帯やさんまで、何件か歩き回って探してみた。
ところがまことに世はスマホ時代。多種多様な各社のモデルが競うように
ずらりと居並ぶなかで、携帯電話は隅っこに追いやられ種類も少ない。
予想していたことではあるけど、実際に体験すると思い知らされる
もんだね。

 安くなっている旧機種も幾つかあるにはあるが、気に入ったものが
見つからず、ドコモショップにも立ち寄ってみた。そこで一つだけ
いいなと思ったのがあったんだけど、全然割引がなくて7万円以上も
する。いくらポイントがあったところでスズメの涙…、という現状に
私の意識がポンと切り替わった。そうよ、世はスマホの時代なのよ。
最旧式の携帯から最新のスマホに乗り換えてみるのも悪くないかも。
今後のNPOの発信事情を鑑みても、スマホの選択肢はありじゃないか?

 そうと決まれば早速行動。まずはドコモショップを再訪。
いろいろと物色してランニングコストが安くて使い勝手も良さそうな
機種を決め、値段を聞いてみる。スマホにはいろいろと割引があるから、
正価では7万円近くても、ポイント使用も入れて2万5千円位になる。
そうね、これでいくか…、と決心したんだけど、あいにく私の
欲しいカラーが在庫切れ。2日後の入荷に合わせて予約をしてきた。

 だが待てよ、量販店なんかじゃもっと安く手に入るんじゃなかろうか。
過日見て回った折には、二つ折りの携帯ばかりに目が行き、スマホには
全く注意を払わなかった。ドコモショップで買う前に値段だけでも
見ておくか、という気になって予約日前の時間を使い渋谷に行ってみた。
そうしたら、どの店でも案の定安い。そこで以前パソコンを購入した時
カードを作ったヤマダデンキで買うことにした。計算してもらったら、
事務手続き費用を入れて1万円とちょっと。そのうえカードのポイントが
3,000P以上もつく。これはもう、いつ買うの?今でしょ!ってなもん。

 そんなわけで私も今週から晴れてスマホユーザーと相成った。
初使用は木曜日。ちょうど港南台の「ラベンダーの丘」で講座があった。
職員さんの研修なので、開始が仕事終了後の午後6時半。2時間の講座の後
食事などしていると、帰りは結構遅い時刻になる。しかしその時々で
違うので、往路はしっかり電車の時刻を調べて行くのだが、帰路については
行き当たりばったりで、まあ帰れりゃいいか、ってなもんだった。
その場で早いルートを調べようとしたことはあったが、どうも私の旧式な
携帯ではなかなかさっさっといかず、面倒になって結局は、まあとにかく
帰れりゃいいかになってしまっていた。

 ところが、である。
今日からはスマホがあるじゃないか!
そこで早速調べてみれば、信じられないくらいスムーズにルートが3つ
表示され、その中で最速なのは、横浜から東急東横線の通勤特快に乗り換える
ルートだということがたちどころに判明。何とJRのみを使うよりも6分も
早く着くのである。勿論その通りに乗り換えて、いつもは自宅に辿り着くのが
日付が変わってからだったのに、その日のうちに帰宅できてしまった。
ワオ!スマホ万歳!! 「深夜の風呂で快哉を叫ぶ」次第となった。

 というわけで、今日でスマホライフは3日目に突入。
インターネットもメールもすいすいできるし、キー入力が苦手な身には、
喋れば変換してくれるのが何とも便利。パケ放題の分、今までよりは
確実に使用料は上がるけど、こんなに便利なんじゃまあ仕方ないか、
という気分にさせられる。まさに「文明の利器の進化」を体感中である。

 

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2013年05月19日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

刻印に思いをこめて―「ノーマライゼーション」

 今CSNでは革小物の試作を行っている。
その製品のロゴにしたのが「Normalization(ノーマライゼーション)」という言葉。
製品には全てこの刻印を押し、言葉の意味を説明したタグもつける。
だがこの言葉、なかなか日本語に訳しづらい。

 「ノーマライゼーション」とは、直訳すれば「正常化」もしくは「標準化」
という味もそっけもない意味である。しかしこの言葉、福祉の世界ではまことに
由緒も含蓄もある言葉なのだ。

 時は1950年代のデンマーク、知的障害者の環境改善運動におけるスローガン
として高々と掲げられたこの言葉は、その後世界を駆け巡り、アメリカでは
人種差別撤廃運動の場でも使われるようになった。

 こうして「障害者が普通に当たり前に生きる」ことを謳ったこの言葉は、
現在では「障害者も高齢者も子どもも女性も男性もすべての人々が、
人種や年齢、身体的条件に関わりなく、自分らしく生きたいところで生き、
したい仕事や社会参加ができる、そうしたチャンスを平等に与えられる」
という幅広い理念を表わす言葉となっている。

 「ノーマライゼーション」という言葉には、沢山の当事者や支援者の思いと
苦難の戦いの歴史が詰まっているのである。今その戦いの足跡は、世界各国の
法律や人々の意識の変化に見出すことができる。とはいえ、未だこの考え方が
社会にしっかりと定着したとは言い難い。たとえささやかな試みではあっても、
「誰もがその人のもつ条件に左右されずに当たり前に生きることができる
成熟した社会への変革」を、私たちがつくる製品を通して市井の片隅から
発信していきたいと思っている。


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