2014年06月10日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

またもや人材(心理・医療専門職)募集! 

事業の名称は「長期失業者等総合支援事業」。
場所は神奈川県下。
横浜、武蔵小杉、藤沢、厚木の4拠点。
業務は来所者へのメンタルヘルス相談と
ストレスマネージメントセミナー。



何だか難しそうだけど、大丈夫。
ありのままでいい!
Let It Go!!

なんて歌ってる場合じゃない。
ことは急を要しているのだ。


まあ、いろいろ条件もあるので
こちらをご覧の上、我と思わん方は是非ご一報を!
問い合わせだけでもOKなので、お気軽に。


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2014年06月04日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

「マンデラ〜脚本への隠れ道」

 先日わざわざ映画館に「アナ雪」を観に出かけ
余りの失望感に打ちのめされてからというもの、専ら
ツタヤの「宅配レンタル無料お試しキャンペーン」で
DVDを借りまくって「おうち映画」していたのだけれど、
何故かここにきて夫が「マンデラ」を観たいと言いだし
またもや映画館を訪れてしまった。

 「マンデラ」とはかの有名なネルソン・マンデラ氏の
ことなのは言わずもがな。「自由への長い道」という
副題がついて、いかにもべたっぽいので私は余り食指が
動かなかったけど、まあ、「アナ雪」つき合せちゃった
負い目もあったので今回は私の方がつき合うことにした。

 さすがに「アナ雪」みたいに途中でリタイアする
ようなことはなかったし、まあ、みごたえもあるっちゃ
ある。あるんだけど…どうも私は映画の割合初めの方の
シーンで引っかかってしまい、後はそのことが頭から
離れずすっきりしない後味が残ったのである。

 そのシーンとは、マンデラの最初の結婚のエピソード
である。マンデラは取り巻きの若い娘と浮気をして妻に
それを咎められ、思春期の息子とまだ幼い娘の面前で
大げんかをして、「もう君とは一緒に暮らせない」と
捨て台詞を残しさっさと出ていってしまうのである。
何たる無責任!

 その後息子が彼を訪ねてくる場面はあるが、
マンデラはすぐにまた若い美人のキャリアウーマンと
結婚し、それからは最初の妻に触れた描写はつゆほども
ない。彼女たち一家の面倒を見たというような気配もない。
これが「偉大なる人権主義者」のすることか?

 何年も後に、ロベン島に収監中のマンデラが、
看守の差し入れた新聞記事の切り抜きで、息子が
交通事故で死んだことを知り、嘆く場面がある。
しかし「母親である最初の妻はどうしているだろう」
と思いやる場面はない。その後もずっと二番目の妻、
ウィニーとその子供たちの消息ばかりが描かれる。
妻は過激な闘士に変貌し、娘もその影響を受けて成長する。
そして長い収監期間の後解放されたマンデラとウィニーの
間には、もう修復できないほどの溝ができてしまった。

 結局マンデラはウィニーとも離婚、何と80歳にして
3度目の結婚をするのだが、それは映画では描かれて
いない。彼はおそらく老いの身を独りでは律しきれず、
死ぬまで女を要したのであろう。それは多分、
「あんたは一族の男の役目を果たしていない」と
若き日の彼を非難した母親に、遂にその後会って
承認されることなく一生を過ごしたからであろう。
彼は生涯、その母親の呪縛から逃れることが
できなかった。どんなに偉業を成し遂げてもである。

 最初の妻をはじめとして、二番目の妻とも
心を通じあわせることができなかったマンデラ。
その無意識が母親の代わりとして承認してくれる女を
求める限り、彼女の心は彼の指の間からこぼれ落ちる。
そして次々と女を求めては捨てていく。
勇気と忍耐と感動の物語の下に見事に覆い隠された
「マンデラの脚本」。その覆い隠されっぷりが
何とも引っかかるのである。

 

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2014年05月28日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

マイ菊次郎ブーム再来

 私の中で2度目の菊次郎ブームが起きている。
公開された映画「ニッポンの嘘〜報道写真家
福島菊次郎90歳」を観たのが2年前の夏。
そして昨年の今頃DVDが発売され、手に入れたのが
数か月前のことである。

 映画館で観たときは衝撃的で「すごい!」の
一言に尽きる思いだったが、また改めて観ると
今度はそのすごさがしみじみと身に染みてくる。
娘さんが「あんまり言いたくないんですけど…」
と前置きしながらも、「かっこいいですよ、
自慢です」と語る場面なんか、本当に感動的だ。
90歳にして娘に「かっこいい」と言わしめる
なんぞ、まったくもって素晴らしい。

 「私を見て」というゼッケンをつけてバスに
乗り込み、乗客の肩をたたいてアピールする
若き日の障害者のTさん。それを追って撮影する
福島さん。その彼女が久々に福島さんを訪ねて
くる場面がある。その後もリブの前線で戦い続けて
いるという彼女が、何とカウンセラー仲間のIさんの
友人だということが分かったのも驚くべき奇遇。
私の勧めでこの映画を観たIさんがびっくりして
知らせてくれた。

 福島さんがリブの集団生活を撮影した写真が
映画の中で紹介されているが、Iさんの話だと
よほどのことがなければ部外者を中に入れる
ことはなかったから、相当信頼を得ていたの
だろうとのこと。映画では、「今では殆ど戦いを
やめてしまった男たちに比して、現在に至るまで
戦いから離脱した女は一人もいない」という
ナレーションが入るが、まことにその通りだと
Iさんは言っていた。

 さて、こうして再び菊次郎さんが私のなかで
クローズ・アップされるのは、いよいよ本格化した
改憲談義の故でもあろう。しかしそれにも増して
私を惹きつけるのは、そのチャーミングさである。
過激な思想や物言いにもかかわらず、菊次郎さん
には何とも言えぬ「可愛げ」といったものがある。
娘さんの言う通りそれがとっても「かっこいい」。

 それにしてもである。
私の伯母も菊次郎さんと同じく今年93歳で一人暮らし。
そして負けず劣らずチャーミングでかっこいい。
どうして今の90代は有名、無名、男、女にかかわらず、
かくも骨太でかっこいいのか。
考えられる共通項は「戦争体験」であろう。
万に一つもいいことがなかったかに見える戦争にも
「骨太でかっこいい人間をつくる」という隠れた
大きな利点があったのかもしれない。



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2014年05月21日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

私の嫌いな1つの映画

 哲学者、中島義道氏次のように列挙して曰く…

 1.笑顔の絶えない人
 2.常に感謝の気持ちを忘れない人
 3.みんなの喜ぶ顔が見たい人
 4.いつも前向きに生きている人
 5.自分の仕事に「誇り」をもっている人
 6.「けじめ」を大切にする人
 7.喧嘩が起こるとすぐ止めようとする人
 8.物事をはっきり言わない人
 9.「おれ、バカだから」と言う人
 10.「わが人生に悔いはない」と思っている人

「このような人が私は嫌いだ!」
(中島義道「私の嫌いな10の人々」新潮文庫)。

 先日、今大ヒット中だというディズニー映画
「アナと雪の女王」を観に行った帰途、ふとこの
リストを思い出した。つくづくメジャーとは程遠い
自分であることをかみしめつつ。

 まあ、中島先生はあんな映画、初めからみない
だろうけどね。


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2014年05月14日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

「自閉する権利」

 ネットで毎日好きなときに視聴できちゃう
放送大学院の放送授業。快調に飛ばしてそろそろ
選択した3科目とも終盤に入ってきている。

 特に「臨床心理面接特論」は毎回刺激的な内容で、
楽しみに聴いている。ここのところ複数回に渡って、
ユング心理学者の大場登先生が「夢」を巡る講義を
した。大場先生の放送授業は、手元の印刷教材に
書かれている内容を大きく越えて闊達かつ豊穣、
ずっしりと聴き応えがある。

 今日はその第26回「困難事例にであう」を聴いた。
今回の授業には、女性臨床家のK氏がゲスト出演
していて、大場先生のインタビューに答えるという
形で進められた。K氏はまず自身の事例などを通し、
「困難」とはどういうことか、について考えたという
ことを語った。

 例えば統合失調症で妄想の世界に巻き込まれて
しまいそうなケース、重い発達障害が疑われる
ようなずっと沈黙が続くケースなどである。
そうしたケースの「困難さ」に言及したところで、
K氏は非常に印象深い問題提起をしたのである。

「私たちは、引きこもりから出ること、外に向かって
コミュニケーションを取ること、がいいことだと
過剰に思い込み過ぎていないだろうか。臨床家が
そうした価値観にとらわれ過ぎているのではないか」
というのである。そして人には「自閉する権利」
もあるのではないかと。

 うーん、俄かに首肯できるようなことではない
かもしれない。しかし、余りにも確固たる正の
イメージがつきまとう価値観というのは要注意と
いうのもまた真なり、である。とかくこの世は
マジョリティーの価値観が幅をきかせ、簡単には
誰も異論を唱えられぬような物言いが跋扈する。
臨床家くらいはそういうものに疑念を差し挟んでも
いいんじゃないか、というのは説得力がある。

 しかし、である。ここでまた別の疑念も湧く。
皆が一斉に「自閉する権利」を主張したらどうなるか。
その人たちを一体誰が養うのか。
今その役割を担っているのは殆どが家族である。
そしてその家族もまた追い詰められているという
ケースも実に多いのである。

 勿論「自閉する権利」というのは、声高に主張される
ような類いのものではなく、臨床家の胸奥深くで密かに
確認されるようなものであろう。それは「非生産的で
後ろ向きである権利」といったような、人間の存在
そのものをぎりぎりのところで問うようなものであろう。
そしてそれはまた、現実という強固な壁の前では上げる
声もなく立ち尽くすようなものであるだろう。K氏も
「これが最終的な結論ではない」と繰り返し述べていた。

 こうした存在のありようというのは、障害者のみならず、
誰しもが無意識の奥深くに潜ませているとも考えられる
のではなかろうか。自我の防御に汲々とする私たち人間
そのものが、非常に「困難な」存在であるのかもしれない、
などとも思い至るのである。


 

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2014年05月06日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

ゴールデンウィークの過ごし方

 ひと昔前は、ゴールデンウィークといえば
東京の街はどこもかしこもガラガラになったものだ。
渋滞もなくバスも時間通りに来たし、乗り物はみな
押しなべてすいていた。心なしか空の青さも
ひときわ澄んでいるように感じられた。

 まあ、これは夏のお盆やお正月も同じ。
皆が一斉に帰郷したり遊びに行ったりして
東京の人口は一気に半分以下になったようだった。

 最近はどうなんだろうか。
高速道路の渋滞や飛行機、新幹線などのラッシュは
相変わらず報じられてはいるものの、以前ほど
東京がガラガラになっているような気はしない。

 今年は銀座に映画を観に行った。
「チョコレート・ドーナツ」。
結構混んでいて、希望の15時の回には入れず、
17時まで待たされるはめになった。
なかなかいい映画だったが、こんなに人出が
あるとは思わなかった。

 翌日は散歩がてら目黒川近くの美容院に行った。
遊歩道を散策する人々はいつもよりずっと多く、
川沿いのおしゃれなレストランやファッション店も
賑わいを見せていた。CSNでは連休にもかかわらず
Tカウンセラーが仕事をしていたので、帰りに食料を
買い込み、研修室のテーブルに並べて、仕事を終えた
Tさんと夕食を取り、遅くまでお喋りに花を咲かせた。
こんな風にしてあっという間に休みの日々は過ぎた。

 思えば昔からゴールデンウィークに遠出をしたと
いう記憶はない。ただ一回の例外が10年前、NPOを
立ち上げた年に八ヶ岳で開催したエンカウンター・
グループである。2泊3日の日程だったが、前日の夜
荷物を積んで出発し、かなり長い時間をかけて現地に
辿り着いたのを覚えている。

 会員や一般の方々の参加を募るイベントでは、
日程を世間の休みに合わせなければならない。
連泊を要するエンカウンター・グループとなると、
どうしても連休中に組むことになる。しかし
ゴールデン・ウィークというのは予想以上に大変
だった。ただでさえエネルギーを消耗するEGなのに
その行き帰りにヘトヘトになってしまっては、
どうにもならない。

 八ヶ岳のEGは、季節も良く、気持ちの良い自然の中での
素晴らしいひとときだった。だが、ゴールデンウィークの
移動の大変さもまた骨身に染みて、もう2度とごめんだと
思ったのも確かである。それ以来ゴールデンウィークに
イベントを組むことはなく、今はそれほどガラガラでもない
東京でダラダラと過ごすことにしている。



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2014年04月30日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

再び「違和感」を巡って

 以前、介護職養成の出張講座に出向いた
ときのこと。朝食をとるために入った駅前の
ファーストフード店で、客が注文するたび店員が
「××プリーズ!」と大声で叫ぶのに、肌が
ゾワゾワっとするような違和感を覚えた私。
その日の講座が「共感」をテーマにしたもの
だったので、本格的な講義に入る前のマクラに
そのことを話してみた。

 できるだけその場の様子を忠実に再現し、
そのときの私の気持ちもまたできるだけ偽らずに
話した後、皆に「共感できる?」と尋ねてみた
のである。20名近くいた受講生のほとんどが
頷いてくれたのだが、「共感できない人いる?」
と促したところで、若い男性二人が心なしか
おずおずと手を挙げた。

 その店は彼らも何回か利用したことがあるらしく、
「別に変だとは感じない」と言う。
「むしろ元気でいいって思う」と言う。
そうか、確かに若い男性にしてみれば、かわいい
女の子が「プリーズ!」と声を張り上げるのは、
アイドル歌手が一生懸命歌ってるみたいなもので、
好ましい感じなのだなあ、と思い至った。

 受講生は私とさほど変わらない中高年が多く、
若い世代はごく僅か。こうしてのっけから
ジェネレーション・ギャップの大きさを思い知る
のもまたいい体験である。介護というのは、とりわけ
さまざまなギャップに晒される仕事だからである。

 さて、講義はいよいよ本番へ。
「××プリーズ!」への違和感を端緒とした
丸2日の道のりは、まず違和感を覚える、あるいは
覚えない自分自身を問い直すことから始まった。
そして感じ方や考え方、価値観や習慣などの
あらゆる違いを越えたところに生じる、深い実存に
根差した共感へと、試行錯誤しながら歩を進めた
のである。

 勿論それは、そんなに短い旅で辿りつけるような
到達点ではない。だが、自らの違和感へのアプローチが
助けの杖となることは確かである。


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