ベートーベンのような音楽への情熱と強い意思があれば別ですが。
(それ以前に才能が無い!とかいうツッコミは無しで)
実はワタクシ、ちょっとした障害を持っておりまして、
「低音が聴き取れない」のです。
日常生活ではほとんど支障のないレベルなんですが。
学校に入るときに、健康診断があったりしますけれども、
中学や高校の時は、
「時計の音のせいですかね〜」とかなんとか、
要するにウヤムヤにされてきたんですが、
大学入学の際、発覚したんです。
健康診断の聴覚検査って、
ピー、ピー、ピー、と、3段階くらい高音のテストをして、
プー、プー、プー、と、3段階くらい低音のテストをして、
「はい。次の方。」みたいに、
流れ作業のように進んでいく感じで、
僕も当たり前のように作業に加わって、
当たり前のように終わる、と思っていたら、
一番最後の低音が聴こえない。
面倒なことにはなりたくないので、
なんとなく聴こえたような気がしたらボタンを押そう、
と思っていたら、
「あれ?聴こえませんか?」と係りの人。
どうやらすでに鳴っているらしい。
汗・汗・汗・・・
結局面倒なことになって、
大学病院の精密検査をみっちりと受けて、
やたら時間をかけて、出された結論が、
「日常生活には支障はないですね。」
はぁ、そうですか・・・・・・
それだけのお話なんですけどね。
ただ、それまでは、
楽器のベースの音って、聴こえないものだと思っていて、
よくよく考えてみると、
そんなわけはないよね、
勝手な思い込みってコワイね、
っていう話です。
でも、大きい音だとなんとか聴き取れるんです。
さすがに家で大きい音で聴くのは近所迷惑なので、
だから、ライブに行くのが好きなんですが、
ライブに行くと、ついついベースの音ばかり気にして、
他の音がおろそかになっちゃって、
「聴こえているけど聴いていない」状態になっちゃったりして、
バランスよく聴くって難しいなぁと、
そんなお話でもあったりして・・・
ほぉら、まとまんない!
書きたいことが書ききれてないよ〜!
ってな感じの「もうひとりの自分の声」はちゃんと聴こえているっていう、
そっちの方が問題じゃん!っていうお話でした。


↑ブログを読んだらクリックしてね!