2006年08月02日


男N <男Nのニートからの旅立ち>

晴れの午後、精神科外来にて

今日は5時間睡眠で一日を過ごした。
僕にとってはすごいことだ。
福祉施設で宿直のバイトをしたあと、
人と会ったり散歩したり、寝不足のまま外をプラプラ。
午後3時に通院だったから。

精神神経科の外来は天候によって混雑度が変わる。
僕の通っている病院は予約制ではない。
患者一人当たり20〜30分はとってくれる。
初診だと1時間かかることもしばしば。

ただその分、待ち時間は長い。
まんが喫茶で3時間くらい時間を潰すこともある。
夜の10時に診察を受けたこともある。
経験した最大待ち時間は5時間くらい。
救急病院を除けばこんな遅くまで外来をやっている病院は珍しいと思う。
ウチの先生は臨床オタクかもしれない。

今日は久々に3時間待ちだった。
いい天気だったから。
梅雨明けが遅かったせいで鬱陶しい雨の日が続いた。
雨の日や寒い日の外来は空いている。
土砂降りの日に行ったときは、待合室に誰もいなくてびっくりした。

いわゆる「心の病気」の人は、天候次第で外出できにくくなる。
もっとも、僕もその一人だったので、
混んでいる時にしか病院に行ったことがなかった。
空いている時に行けるかどうかが心の調子のバロメーターになる。

自分のことを「心の病気」だと思わなくなってから数ヶ月。
独断で薬を止めるのはさすがにマズいので、
薬は事務的に飲んでいる感じ。
先生との会話も雑談のようになってきているが建設的な話が多いと思う。

仕事を始めて2ヶ月。
自己を見つめる余裕も多少は出てきた。
ストレスや悩みがないわけではないが、拍子抜けするほど少ない。

そう感じるのは、心の建て替え作業がまだ途中だからだろうと思う。
やはりなじみ深い自己イメージの残像は捨てがたい、と正直、感じる。

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posted by CSNメンバー at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0)
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