2007年05月31日


405 <七色仮面の告白日記>

さようならタロウくん

TAに「結末のない脚本」というのがあります。

例えば仕事をしているとき、
時間が迫っているわけでもなく、
その後に何かあるわけでもないのに、
早くその仕事を片付けてしまわないと気が済まない。

それでその仕事を片付けてしまうと、
やることがなくて不安や落ち着かない感じになる。
何もしないでいる時間でも時給が発生するという想いになり、
殊更何かをしなくちゃいけない気分になります。

これは「仕事を早く終えよう」という
ビジネスライクなものではなく、ただ早く済ませたいだけの感情です。
更にこのようなことを繰り返していると、
肝心なところで詰めが甘くなるのです。

メールを誤送信したり、社内文書で「てにをは」を間違えたり、
簡単な計算ミスをしたり。

仕事に関してだけではなく、プライベートでもよくあることです。
ブログを書いていて、いざアップして見返してみると
言葉が変だったり、誤字があったりするときもあります。

そのときの気持ちは、「たぶん大丈夫だろう」なのです。
この感情こそ、クセもの以外の何ものでもないのです。

そしてこれは、人との交流にも表出することもあります。
例えば知人から連絡が来なくなったとき、
「こうなるのは、相手が自分のことを嫌いだからだろう」と
勝手に推測してしまうのです。

「大丈夫だろう」というものとは違うけれど
「なになにだろう」という推測から「なになにだ」という確認、
確信に至らない点においては派生元は同じだと思います。

その確認、確信を怠ると相手への値引きが始まったり
ゲームが始まったり、脚本に入ったりするのです。

本当のところは色々な事情があるにも関わらず、
自分のこれまでの経験や思い込みで現象を判断し、
ラケットの怒りや悲しみ、不安に取りつかれます
これを回避するには、確認が一番なんですよね。

神経質になるほどではないにしろ、
これができるかできないかは、自分にはとても大きいこと
だと思います。

ちょっと頑張ってみようかな。。

「なになにだろう」を回避する意味で「だろう」をもじって
“さようならタロウくん”

※今日は誤字脱字は大丈夫かな。。w


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posted by CSNメンバー at 21:20 | Comment(0) | TrackBack(0)
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