さて、最近は映画週一見てます。平日に会社帰りに、日比谷で古い映画を。「午前十時の映画祭」って、企画です。50-80年代(=ホームビデオが完全に普及する前という辺りでしょうか)の映画を週替わりに上映してます。映画会社としては、「洋画(死語かもw)を見ない10〜20代に、今と違う映画を見る楽しみを」という意図だったらしいですが、残念ながらほとんどその年代の人は見ないですねぇ。少なくとも平日の最終回は。30代半ば以上らしき人がほとんど。いや、観客平均は50代かも。学生だと1本500円だから、それほど高くはないと思いますが。もう一度映画館で見たい、か、子どもの頃TVの洋画劇場で見た映画を一度はスクリーンで見たい、という世代ですね。。。。
先週までは4週立て続けに西部劇でした。製作から最低45年くらい経っている映画ばかり。今見てみると、馬と大地への馴染み方が違います。恐らく、子どもの頃は馬での移動、農作業が身近だった人たちが多かったのではないでしょうか。また70年代映画だと犯罪もどき(時には犯罪そのもの)をやっちゃう人が、平気で主人公だったり、主要人物だったり。「無頼」という言葉を思い出したりします。顔立ちも違うし。アメリカ映画やイギリス映画を見ても、街中は白人ばかりだったり。あまりにも今と違って驚きます。
知らん、古い、と思う人がほとんどでしょう。家で見れば、交通費もかからないし、というのも賢明でしょう。しかし、いつもと違うことをやってみるのもいいじゃないでしょうか。デジタル化が進み、富士フィルムも生産を終了させるそうで、フィルム映画は消滅します。来年は一部の映画館を除き、デジタル化が完了するようです。フィルムで見る最後の機会でしょうから、良かったら、映画館まで足を運んでみてください。予想しない面白さや興味深さがあるかもしれません。
サイトに行ってみました。
いやあ、もう懐かしい映画がびっしり。
ヒチコック、ヴィスコンティー、フェリーニ!
リストを眺めていると、講義をさぼって映画館めぐりをしていた学生時代を思い出します。
殆どその頃観たものばかりですが、おっしゃるように
今観たら「予想しない面白さや興味深さがあるかも」です。
東京のこれからのラインナップ、いいですね。
年末年始は楽しみ〜♪
もうすぐ上映予定の「シベールの日曜日」なんて、実に40ン年ぶり。
早速観に行きます!