2012年06月11日


F子<ボーダー女のフェミキャリ一直線>

昔の人は良いことを言う

以前、ブログに書いたとある部長さんの要求する資料のレベルがどんどん上がっており、
疲れ果てております。F子です。

疲れているので、引用で許してください。


"うまくいっている組織には、必ず一人は、手をとって助けもせず、
人づきあいもよくないボスがいる。
この種のボスは、とっつきにくく気難しく、わがままなくせに、
しばしば誰よりも多くの人を育てる。
好かれている者よりも尊敬を集める。
一流の仕事を要求し、自らにも要求する。
基準を高く定め、それを守ることを期待する。
何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。
真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。
このような素質を欠く者は、いかに愛想がよく、
助けになり、人づきがいがよかろうと、
またいかに有能であって聡明であろうと危険である。
そのような者は、マネジャーとしても、紳士としても失格である。"

"真摯さを絶対視して、初めてまともな組織といえる。
それはまず、人事に関する決定において象徴的に表れる。
真摯さは、とってつけるわけにはいかない。
すでに身につけていなければならない。ごまかしがきかない。
ともに働く者、特に部下に対しては、真摯であるかどうかは
二、三週間でわかる。
無知や無能、態度の悪さや頼りなさには、寛大たりうる。
だが、真摯さの欠如は許さない。決して許さない。
彼らはそのような者をマネジャーに選ぶことを許さない。"


以前流行った「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」からの孫引きですが。
すごく有名な文章だけど、実現するのは難しいんだな…。

blogranking.gif

ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ブログを読んだらクリックしてね!

posted by CSNメンバー at 23:18 | Comment(2) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
吉本隆明さんの詩といい、この真摯さの詩といい、ひびきました。いまの自分の上司のよさ、がしっかりわかった気がします。腹立つこと多いけど。けれど真摯な真摯な、真摯すぎて腹立たしい、真摯な上司です。
Posted by ハンス at 2012年06月12日 21:21
このブログに登場するとある部長さんは私をプロとして扱った上で、プロとしての高い結果を要求する方なので、がんばりがいがあります。結果を出すのはもの凄い大変ですが。

こういう人とする仕事の楽しさがあるから、働くことを辞められないのだなあと思います。
Posted by F子 at 2012年06月18日 00:11
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック