日本がにわかに浮き足立つイベントが目白押しでしたね。
私も朝の支度をしながら日食を、
夜ごはんを食べながらスカイツリーオープンの様子を、
テレビで見ていました。
日食をくわしく知らない私は、
朝なのに夜のように暗くなると想像をしていましたが、
実際はそんなことはなく、
全くもって明るかったですね。
スカイツリーは、今年の正月にタワーのたもとを見学し、
なんとまぁゴッツイつくりで、さすがに世界一の高さを誇るだけあって
圧巻ではあったけど、大きな魅力はなかった。
それよりも、最寄駅を「とうきょうスカイツリー」へ改称したほうが、
私には驚きでした。
まぁ、いつか行ければ御の字ですね。
昨年は自粛ムードが漂っていたせいか、
日食やスカイツリーをはじめ、春の桜前線とか
渋谷やお台場の商業施設オープンのニュースが、
「さぁ祭りだぁ!」と言わんばかりに、
その反動として表れている気がします。
こういった現象は大抵が仕掛けなんでしょうから、
ごく一部の人の関心をそそるように仕掛け、
それが見事にハマるようにできているから大したものです。
仕掛けてハマるのは、何もイベントごとだけではありません。
オレオレ詐欺、AKB、スマートフォンだってそうです。
仕掛け人がいて、仲介に仕掛けの品や手段があり、それにハマる人という構図は、
いつの時代も変わらないものなんでしょうね。
昔ならお家のために権力闘争や領地争いもあったでしょうし、
現代なら流行やら不安を駆り立てる心情を逆手にとるし、
どんなにあこぎなやり方であっても、
所詮人間が仕掛けようと策を練り、そこで考えつくりだす範疇でしかないはずです。
大方これらの出来事は、人間関係や感情のもつれが絡んでますから、
なんとか勝敗が決まったり、成敗の末に何かしらの結末が見えてくるものです。
さぁ、今年も夏がやってくる。節電、節電の夏です。
仕掛けた人間の創造と想像を越えた大きな損害の収束は、
一体どうなるんでしょうかね。