2012年02月23日


I子<卯年生まれI子姐さんの神楽坂ひとり暮らし>

やっぱり1位じゃないとダメですかね?

この1〜2月はバレエファンには嬉しくも悩ましい時期です。
バレエ公演が目白押しで、手帳とお財布と相談して、劇場通い♪。
さて、そのような日々の間に、スイスで毎年行われるローザンヌ
バレエコンクールの結果が発表されました。ご存じの方も多いと
思いますが、日本から参加した菅井円加さんという方が1位を獲
得しました。新聞見てびっくりですよ、一面に写真付き!帰国の
際はまた写真付き、その後もテレビでも取り上げられるし。その
取り上げられ方の大きさ、多さにはバレエファンもびっくりです。

というか、バレエファンの方が戸惑っているのが正直なところ。
このコンクールはジュニア15〜18歳が対象で、順位付けが目的
じゃない。「バレエを職業にしたい」人たちに、バレエ学校の
奨学金やバレエ団の研修生としての機会を与えるもの、という
イメージ。で、日本人の出場者はほぼ毎年、奨学金等を受けて
いるので、特別な結果には思っていない。それなのに、一般の
扱いは例年とは大違い。そこが戸惑いのもとなんですね。

やっぱり、「1位じゃないとダメ」なんですかね〜。

それにして、最近の「海外で活躍する日本人」をやたら持ちあげ
たがるマスコミのバイアスは目に余ります。(1位の方の実力
を云々しているわけでは全くありませんが) だいたい、この
コンクールは、この年代のベストを決めるわけじゃない。ちゃん
とバレエ学校もバレエ団もある国に生まれて、その学校に通えて、
バレエ団にそのまま上がれるような人は出てきません。例えば、
フランス人がパリオペラ座学校に入学して、オペラ座バレエ団に
入れた、なら出場する必要はないんです。

日本のように、バレエは個人教室で習えるけれど、公立のバレエ
学校がない、バレエ団も経済基盤がしっかりしておらず、職業
として立つのが難しい、というような国の人が、留学して出来れば
欧州のバレエ団に入りたい、職業としてダンスをやりたい、と思っ
て受けているはずです。だから日本から沢山の人たちが受けるし、
アメリカ大陸やオセアニア、そして最近は中国や韓国からも多くこのコン
クールを受けています。その辺を知っているのか、わざと無視し
ているのか、マスコミにはますます疑問を感じてしまいます。






posted by CSNメンバー at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0)
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