書いたんだけど、そのせいでせっかく早まりかけた就寝時刻が
少しずつ遅くなりかけてる。ヤバイ!
と同時にふと気づいたことが一つ。
「マイノリティーにもうつ病みたいに真性とそうじゃないのがある」
これを区別するのはただただ主観のみなんだけどね。
まあ、うつ病だって主観優先なんだからいいとしよう。
言うまでもなくこの世には絶対多数のマジョリティーがいる。
これにも真性があるのかどうかは分からないが、とりあえず
次のような質問をしてみよう。
「あなたにとって一番大切なものは何ですか?」
「家族」「健康」「平和」(「友人」とか「絆」とかいうのもありかな)
のどれかが答えなら、その人は間違いなく立派な真性マジョリティー。
おめでとう!!
こういう人たちは小説なんか読まなくたって
ちゃんと社会で生きていける。いろいろ苦しいことも
あるだろうけど、いつもくじけず前向きに取り組んで
乗り越えられる。だから頑張ってね!
客観的にマイノリティーの人たちにも、真性のマジョリティーはいる。
真性マイノリティーっていうのは、かくして主観頼みなんだけど、
まあ、上記のような質問をして、上記のような答えをするその感性が
「ダ〜イッキライ!」という人は、真性の疑い濃厚。
さて、何を隠そう、かくいう私もバリバリの真性マイノリテイー。
ほんとなら今頃のたれ死んでてもおかしくない。何せうじゃうじゃと
繁殖するマジョリティーどものごもっともな価値観はこの世界に
黴のごとくはびこっている。窒息もせずよくも生き延びられたもんだ。
と感慨に耽りつつ、ふと気づいたことがもう一つ。
「それは小説を読んできたからだ」
12歳で出会った「晩夏」(原田康子)を皮切りに、ドストエフスキー、
ブロンテ、ハーディー、藤村、太宰、芥川、漱石、鴎外、梶井基次郎、三島、
原辰雄、立原正明、有島武雄、モーパッサン、スタンダール、プルースト、
ジード、カフカ、柴田翔、曾野綾子、森瑤子、サルトル、ボーボワール、
戯曲ではチェーホフ、ブレヒト、ジロドー、ウエスカー、オズボーン、
そして愛しのテネシー・ウイリアムズ!
全て10代〜20代にかけて読んだ作家たち。
むさぼり読んだその作品の一つ一つが、私の血となり肉となり、
マジョリティーたちの世の中に切り込み渡り合う武器となってきたのだ。
そこで我が真性マイノリティーの仲間たちに質問。
「あなたは世のマジョリティーたちと戦う武器を持っていますか?」
ちょっとやそっとの武器じゃすぐやられちゃう。テキは相当手ごわいぞ!
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先日男Nのブログについたコメントを見て
懐かしかったんですが、
このブログに書いてくださったのはうっかりして
見逃していました。
今日見つけてとても嬉しかったです!
ハンスさんも真性マイノリティーの資格(?!)
バッチリですね。
そのうちオフ会でもしましょうか。
そのときはお声をかけますので、是非出席してください。