2011年07月29日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

老いて気力に如くものなし

 大腿骨骨折で入院中の92歳の伯母が
驚異の回復力を見せている。もう自力で
身体を起こし、車椅子に乗り換えて食事を
したり、リハビリ室に行ったりしている。
昨日は介護士さんに付き添ってもらって
シャワーを浴びたという。

 数日前担当の医師から説明があり、
自分が望むほどは病院にいられないらしい
と分かってからは、更に拍車がかかった。
顔色もどんどん良くなり、表情にも生気が
蘇った。

 「どんなことしたって、一人で生活
しなくちゃならないんだから」と、今日も
伯母は私に言っていた。「食べることと
トイレだけは自分でできなくちゃね」

 伯母を見ていると、畢竟人間気力だと
しみじみ思う。見舞いに行くたび、私の
方がハッパをかけられているような気分に
なる。

 何だかんだ言ってるうちに、やっと夏も
半分近く終わった。そろそろ私の気力も
上り坂に転じるかな。


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posted by CSNメンバー at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0)
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