汗をボタボタ垂らしながら、ゴシゴシと床の汚れを落と
した。日頃の運動不足がたたり、次の日は悲惨。
「ENISHI」開店掃除の時もそうだった。
人間、1年も時が過ぎてしまうと、その時の痛みを
スッカリ忘れて同じ失敗を繰り返すものらしい。
「ENISHI」の閉店掃除も後1日位で終わりそうだ。
窓を開け放して、掃除をしていると、財布片手に窓
越しに、「ドーナツ、もう無いの?」と男性の声が
して来る。
「ええ〜っと、無いというよりも閉めているのです。」
と謝ると、ガッカリして路上駐車中の車に帰って行く。
お店の中を覗き込みながら、「あれ〜っ閉めちゃうん
だ。」と、言いながら子供達が残念そうに帰って行く。
そんな言葉を聞くと1年間、メンバーと頑張って来た事
が無駄では無かったんだと、心の底から誇らしくなる。
「ENISHI」が閉店しても次のお店が8月位にはオープン
する。勿論、オーナーは違う。
しかしお店の中の造りは、ほぼ同じ。
懐かしくなったら、いつでも、その地に行けるという、
妙な安心感がある。
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