効果はやはりあります。日曜に渋谷に見に行ったら、3時間前で売り
切れ・・・。日比谷のレディスデーで予約リターンマッチとなりまし
たが、こちらも満席で11時終わりの回が増設される人気でした。
FACEBOOKの創業ストーリーである「ソシャールネットワーク」
との一騎打ちのはずが、蓋を開けてみれば圧勝。うーん、両方を先週、
今週と見比べると、確かにこちらに賞が行くな、というのはわかります。
信頼とか友情、愛情を信じるこの映画に比べて、ソシャールの方は「何、
それ?」の人ばかり登場する。それも今風ではありますが、投票すると
なるとこちらに行くのは納得。
実話が元、ではあっても史実とあまりに異なるのはデタラメ、という
批判もあるにはあるのですが、見過ごされてしまったようです。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/movie/2011/02/post-1988.php
ドラマや映画は史実と異なることも多いようですが、許される場合と
許されない場合があるのは興味深いことです。例えば、大河ドラマ。
「篤姫」はスルーされたのに、今年の「江」はかなーりボコボコに
批判がされているようです。元の事項の知名度なのか、それとも、何か
マジックが働く作品があるのか。
それにしても、映画を長く見ていると、自分の歳を考えさせられることが
多いですね。今回もアンソニー・アンドリュースを見てびっくり。それと
同じだけ自分も歳を取ったということを改めて気付かされます。
映画自体は結構面白いです。ラジオが唯一のメディアだった時代、王室の
まわりには白人男性ばかりだった時代、の雰囲気ってこんなのだったかも、
と思わせられるような丁寧さがいいですね。