しかし親指の第一関節は、未だにカックンカックンと伸縮
が上手くいかない。
約一ヶ月の通院が、今日で終了した。
そのリハビリでの治療は、親指の屈伸では無く、肩甲骨を
如何に動かして左片腕を使うかの練習に重点が置かれた。
肩甲骨を上から順に、上部、真ん中、下部・・と、肩に力
を入れず、首にも入れず、腕も動かさずに部分的に動かす
・・という事が難しい。
まず、これが自分には出来ていないという事に気づくまで
に時間が掛かった。右の肩甲骨は難なくできるのに左は、
出来ていなかった。
この事が左手の腱鞘炎を引き起こした原因になっていた。
何故、左の肩甲骨が自在に動かないのか?
それは、背骨のねじれに在り、それは腰痛にも繋がっていた。
理学療法士の助けを借り、一つ一つの筋肉の動きを確認して
行く事で、どの筋力を鍛えるべきなのかが、ハッキリと自覚
できた。
そして、肩甲骨を自在に動かす事の根本が、腹式呼吸にあるな
んて腱鞘炎になってみて初めて知った。
本当に腹式呼吸は苦手だ。
意識すれば、するほど出来ない。
今回の腱鞘炎による痛みの副産物は、腹式呼吸の大切さと肩
甲骨を稼働させる事の大切さを知る事だった。
これが上手く使える様になると親指は治るとの事だ。
全く関係性が無い様に見えて関係性が有る所に、面白さを感
じた一件だった。
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