平凡

自分は特別な存在なんだと思ってた。
いつ頃からだろう。
中学生くらいから、強くなったと思う。
現実からの逃避の一種。

今ここにある自分を自分だと思いたくなくて、
空想の世界に逃げた。
自分を特別だと思うことで安心した。

でも、ふと気付く。
私って、平凡だって。
いたって平凡。

でも、平凡だからこそ自分で自分の姿をよく
見ていけないといけない気がする。
埋もれないように、ちゃんと自分の姿を見ていないと
自分がよく分からない。










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