まさにこのタイトルを付けるにふさわしい(←自己評価)。
世の中がお盆休みで色めきたっていた先週金曜日。
未明の東京の片隅でモゾモゾと布団から這い出す男がいた。
その名はスイマー。これから愛馬“青いイナズマ”にまたがり
群馬は桐生の山奥に向かわんと準備をするためだ。
ちょうどその前後で、スイマーの旧知の友人たちが
キャンプをしていたため、その手伝いをするとともに
彼らとの旧交を温めようを目論んでいたのである。
キャンプを楽しみ、夜の酒盛りで騒ぎ倒し、
重い体を引きずって翌日の早朝にキャンプ場を後にした。
その日に予定があった為、実質1泊1日の滞在だ。
ちなみに、このキャンプ場に入っている間は
携帯電話は全く使えない。
ラジオの電波が入るため俗世間から断絶されている訳ではないが、
これはスイッチを入れない限り人の生活に割り込まないから
結果としてその場にいると「世間の喧騒から離れた」気分になる。
しかも、なんと言っても東京から約3時間かかる場所なので、
簡単には帰れない。
標高1200メートルという高所であることも、
「物理的に無理」な空間の心地よさにアクセントを加えた。
空気が薄いためバイクの出力も弱まって何となくおとなしくなり
まるで仙人に手懐けられたかのようだったし。
「どうしようもない」から湧き出す「諦め」は時として気持ちいい。
たった一日だったけど、人と自然しか向きあう相手がいないというのは
素敵なことだった。
尚、
実は昨晩も別口のキャンプの陣中見舞にの為山梨に行ってきた。
こちらは夜行って朝帰る、文字通り強行軍だ。
さすがに車だったけど(汗)。
ゆうべ8時に出て、今朝8時に帰ってきたのだが、
往復5時間かかるので、寝る時間もそんなにない。
それなのに、そんな夜が明けたその今日は
朝から電話が鳴りっぱなし。
何だかみぞおちの辺りに重い石が入ってる感じだったし、
久々にしんどかった。
救いとしては、
ちょうど車が車検から帰ってきたばかりで、
各所が調整されていて快適に走れたから、
ストレス無く、疲れも最小限だったことだろうか。
それにしても、
俺、無理してるな・・・。
夕べの山梨行きなんて、無茶だよな。
「無理はするけど、無茶はしない」なんて言ってるのに、
それでもやっちゃうんだよね。
人と会えて楽しいってのはもちろんあるんだけどね。
日常から逃げ出し、非日常に向かう感覚が好きなのかなと思ってみたり。
きっと、これからも
折を見て「逃げる」ことだろう。
たちまち来週末は、岡山だ!!
往復1400km。まさに狂気の沙汰である。
↑ここに飛ぶのは結構すぐです(笑)