2009年04月08日


スイマー <実業男スイマーの世渡り流々>

事業って一体何だ?

 タイトル通り、ふと疑問に思ったので
先般新版が出たばかりの広辞苑を引いてみました。


 じ-ぎょう【事業】
 @社会的な大きな仕事。
  兆民、三酔人経論問答「何となれば−は常に果を現在に結ぶも、
  思想は常に因を過去に取るが故なり」。
  「慈善−」。
 A一定の目的と計画とに基づいて経営する経済的活動。
  鑑三、後世への最大遺物「金の無いものが人の金を使ふて−をするのである」。

 中江兆民と内村鑑三が出てきたのは正直誤算でした。
読みたくなってしまった・・・(汗)
鑑三の方は、前後の文脈を見ないと解釈を誤ってしまいそうですよね。


 折角引いたのに、
私の疑問にはおよそ答えてくれませんでした。
ただ、この内容を当てはめるなら差し詰め  
 
 @=CSN
 A=スイマー社

 とでもなるのでしょうか。


 何でこんな問いが頭に浮かんだのか。
実は、昨日友人と会った際の会話がきっかけで、
私の事業欲の根幹は一体何なのか、改めて考えてみるべきかなと
思い至ったわけです。

 その友人は、バツ1の27歳。
旦那に子供を取られてそのまま一人身に戻り、
別の私の友達と現在付き合っている女性。
一見チャランポランな感じだけれど、
実はしっかりした芯を持つ、ブレの無い人です。
最初はその彼氏(私の友達でもある)の話から始まりました。
彼氏との付き合いも長い私はその長短を分析しながら
どのような仕事が適当か、とか
どうすれば上手に御せるか、といったことを彼女に話して意見を求め、
最後に「雇いたいんだけど、今は体力が・・・」と言い訳をつけて終わりました。
 その後、話に加わった彼氏に
「こんな事業を将来考えてるんだけど、走り出したら呼ぶよ。」と伝えたんです。
あ、実際は以前から言っていることなんだけど、改めてって感じで。

 
 ここで、
以前このブログで書いた小林一三の言葉を思い出します。
「金が無いから何もできないという人間は、金があっても何もできない」
恐れ入ります。(涙)


 果たして、
私にとって事業とは一体何なのか。
私のやりたい事業とはいかなるものか。

 具体的なゴールはやっぱり見えてきません。

 ただ
私の周りにいる素敵な人たちを
どうにか私の陣地に引き入れたいと
思うことしばしば。
私の方から寄って行って
相手の陣地と重ね合わせるのもアリです。
「こいつはこうすれば絶対伸びる」といった
勝手な想像をよく巡らしています。
更に派生して、
Aと組むならこんな事業、
Bにやらせるならこんな仕事、
といった風に、人から出発してプランができ始めることもしょっちゅうです。

“業”という言葉には、
特に法律的な解釈の上で「反復継続して行う」という意味を含ませているようです。
上のように思い巡らすのは簡単だし楽しいですが、
実際に“業”とするのは実に難しい。
大変な腕力が必要です。
私くらいのレベルでは
まだ知力は必要ないかな。
「何かあってもゴリ押しする!」くらいの勢いがないと、
新規事業はおろか既存事業も簡単に倒れます。

 いろいろ書き連ねていますが、
やっぱりゴールがどこかわかりません。

 でもそんな考えの中で思い当たることは、
私が“トップでいたい”と思い続けているということ。
そう、物心ついた頃から
確かに私は集団のリーダーでいようとしていました。
様々なグループの長から戦隊ごっこの隊長まで、
束ねる立場が欲しかったのです。

 それが事業にまで至ると、
お気楽に「隊長だ!」と叫ぶだけではいられなくなります。
それでもその立場にいたいと思う。
これって何でしょう。



 やっぱり、中途半端になりました。
ただひたすら思ったことを書いただけだし。
この答えは、
いつ見えてくることやら。




 私の部屋のバルコニーから見える今日の夜空は
雲ひとつ無く晴れ渡り、
注視できぬほど眩しく光り輝く月が浮かんでいます。
この空に波紋を広げるような影響力は
私に限らず、人には持ちえぬものでしょう。

 空に例えるとちょっと臭くなりますが、
私という人間は
地上に光り輝く人々の中で、
少しだけ強めの輝きを放つ
そんな存在になりたい、と
今も昔も変わらず
思い続けているのです。



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posted by CSNメンバー at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0)
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