見学に行ってきた。
入社1〜2年目の営業を対象にした営業力アップ
の研修。
人数は20人前後。
何人かの営業所長が顧客役となり、実際の営業
場面を想定したロールプレイを全員がこなしてた。
同期の視線を浴びながら一人ずつ順番に緊張した
表情で挑戦する。
終わった後、営業所長などからコメントをもらう
のだけど、皆ほっとしつつ、うまくできなかった
ことにがっくりと肩を落としながら耳を傾ける。
見ているだけで私も緊張する。
こんなの同期の前でやれって言われたら絶対イヤ。
絶対やりたくない。
研修の1週間くらい前から憂鬱な気分になる。
でも、そう思う一方で羨ましくもあった。
ロールプレイが終わった後、営業所長などが一人
一人に対して言うコメントに愛情を感じたから。
こんな風に丁寧に指導してくれるのは入社して
何年間かだけだから。
あと、新人の子達が恥ずかしがりながらも、懸命
に挑戦している姿が羨ましかった。
私は仕事の中で、なるべく恥をかかないように、
かかないようにしてきた。
自分が皆の前で恥をかくなんて耐えられなかった。
だから必死で強がって、こんなの何でもないって
いう風に装った。
恥をさらすようなことはなるべく避けてきた。
自分が苦手そうなことは選ばず、得意そうなこと
だけを選んできた。
今思うと、とってももったいないことをしたと
思う。
恥なんて、もっといっぱいかけばよかった。
失敗しても、情けない姿をさらしても、もっと
正直に挑戦してみれば良かった。
弱いところをさらけだせば良かった。
そこを避けてきたから、私の中で苦手なものは、
いつまでも苦手なまま。
ずっとくすぶり続けてる。
人生なんて、ほんとに格好良くなんか生きられ
ない。
失敗して、情けない思いをして、それで何ぼの
ものっていう気がする。
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