2008年10月03日


ひろみん <臨床検査技師・ひろみんのラブ&ピース>

埋蔵金

何?埋蔵金?

今週水曜日の2008年度補正予算案の取り扱いを巡る与野党協議の
国会中継を聴いていた時の事である。
麻生首相の民主党への批判や小沢一郎代表の反論を聞きながら、
今、この大事な時に、もっと討論すべき事が有るだろうに・・・。
と、呆れていた矢先だった。

鳩山幹事長が常識的な問題提起を鋭い口調で首相に対し、繰り
広げた。一つ一つ聴きながら、即答は無理だろうと思うような
ものばかりだったが、問題に挙げないよりはマシだと思いなが
ら聴いていた。

そして、鳩山幹事長は財源問題で埋蔵金の話を持ち出し、「えっ?」
と私の耳がダンボになった。

私の耳がダンボになってしまった理由は「金の百合」と呼ばれる、
昭和天皇の埋蔵金と霞が関の埋蔵金が一瞬、交錯したからだ。
予算案の協議内容は最後まで聞けず家を留守にした。

国会中継は時間的な問題もあり中々聴く機会が少ないので、去年の暮
に埋蔵金の話が出ていた事は知らなかった。

霞が関埋蔵金というのは、私が思ったような物では無く、特別会計の
積立金が使われずに200兆から400兆ぐらい有るという事をさすようだ。
財務省サイドでは、準備金として法律に定められた目的を達成するため
に所定の手続きに基づいて積み立てられたものである。としている。

それなら、俗にいう埋蔵金とは違う。
国会で積立金を埋蔵金とわざわざ呼び、注意を喚起するのは、それなり
の思惑があるのだろう。

翌日の新聞を読むと、民主党の小沢代表はマニフェストの中で「予算を
全面的に組み替え、過去の税金などの蓄積である『埋蔵金』も活用する。」
と明言したとある。それに対し、中川財務大臣は「予算の八割以上は社会
保障費や国債費、地方向け支出など削減困難な支出が占める」としている。

この問題は難問であるのは言うまでも無いが、国際問題や国内問題の問題
山積の中、どのように霞が関埋蔵金が使われていくのか見ものだ。

ちなみに「金の百合」と言われる昭和天皇に纏わる埋蔵金の話は「天皇の
金塊」高橋五郎著;が2008年5月30日に学習研究社から出版されたばかりだ。

内容は歴史書とも言え、重要で驚くばかりの暴露本になっている。
事の真相は闇の中なのだろうが、この本を読むと日本ばかりか世界の政治経
済に対する見方が大幅に変わる人も多いかも知れない。

リーマン・ブラザーズの経営破綻は、この本を読んだ直後だけに驚いた。
アメリカ発の金融危機が、今後日本を始めとし世界にどのように波及して
行くのか、先が見えない今、新聞、ニュース番組等の情報から目が離せない。

blogranking.gif

ブログランキング・にほんブログ村へ

↑ブログを読んだらクリックしてね!













posted by CSNメンバー at 20:58 | Comment(3) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
「小沢一郎に騙されるな」
Posted by MMM at 2008年10月03日 23:47
MMMさん。はじめまして。
コメントありがとうございます。
10/2付けの日経夕刊にサウンド・スケープという記事がありました。

以下に抜粋します。
・・・殆ど全て生物は自分の生活空間を限定し、食べるものを限定しニッチ(自分
の適所)を持ち、ニッチを守っている。その事により、多種との競争を避け、すみ
分けをしている。もし、生物の原理が適者生存・強肉強食のみであったなら世界は
これほどまでに多様性に満ちていなかっただろう・・・。

ダーウィンの進化論に対する意見のようにも思いますが、私は激動の社会で生きる
人間として強肉強食の社会ではなく、日々平凡でもいいから平和で共存できる社会
であってほしい。と願っています。

自然界では音についてもニッチがありお互いの干渉を避け、音のレベルでもすみ分
けている。これを音響学者バーニー・クラウスはサウンド・エスケープ(音の風景)
と呼んだらしいです。何とも素敵な風景に感じ、紹介させて頂きました。
Posted by ひろみん at 2008年10月04日 09:43
お詫びと訂正です。
私のコメント文章中で下から2行目に書かれている「サウンド・エスケープ」は「サウンド・スケープ」の間違いです。宜しくお願いします。
Posted by ひろみん at 2008年10月04日 11:36
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。