に行った。
その人とは直接一緒に仕事をすることは
なかったけれど、ずっと同じ本部の中に
いた。
話の中で以前私の上司だった人の話にな
り、その上司が私のことを「男なんか
よりよっぽど根性がある。同僚の男の子
が尻ごみするような案件でも、きちんと
話をつけてくる」と言っていたというこ
とを聞いた。
根性がある、ということは上司以外にも
前の会社で何人かの人に言われた。
でも、そう言われると違和感がある。
自分ではそう思ってないから。
確かに、キツイ案件でも他部署の人と話
を付けにいってはいたけど、それはどち
らかと言うとAC的な行動だったと思う。
話をつけてくるまで、上司は認めないこ
とは分かっていた。嫌で嫌で仕方なくて
も、なんとか話をつけてこなくてないけ
ないという追い込まれての行動だった。
その時の私は、上司の言うことを言われる
ままに、相手に話すだけで、そこに自分の
考えなんかは入れなかった。
今思うと、もっと自分で考えて行動すれば
よかったのに、と後悔もする。
でも、何はともあれ、そうやって他部署の
人と調整する仕事をしたことは私の身に
なったと思う。
苦しんだけれど、苦しんだなりの成果は
あったと思う。
あとは、とにかく負けず嫌いだった。
男の同僚なんかに負けたくなかった。
女だからという理由で、しょうもない仕事
ばかり回されたり、下請け的な仕事をする
のは、まっぴらだった。
だから、年が上だろうがなんだろうが、
同じ部署の男性社員にはいつも食って
かかってた。
命令なんかされるのは嫌だった。
今はそんな自分もそれでよかったな、とも
思う。
とても肩に力が入った感じで、苦しいけれ
ど、それはそれでガムシャラな感じがして
いいかもと思う。
今は、苦労はしたくない、ということばか
り気にしている。
ガムシャラにやればいいというものでも
ないけど、なんだか自分の中に不完全燃焼感
がある。
↑ブログを読んだらクリックしてね!
私もよく職場ではヤツアタリをしてました。
私の場合は「男なんかろくでもない」という
よりは、「女だからという理由で負けたくな
い」という感じだったと思います。
どっちにしろ男性側からすると扱いにくい人
種でしょうね。