父は、久々の孫の成長ぶりにとても喜んでくれた。
母の話はする事なく帰ってきた。
その日の夜、父親の様子を母親に話す為にした
電話が思いもよらず長電話になった。
お父さんは結構元気そうだったよと話した時
母親が私はその程度の存在だったのかな・・・と呟いた。
その時、私の怒りが漏れ出した。
離婚して、私達の為にも変わろうとしてくれてるんじゃないの?
今まで離婚しなかったことに対して私は何度もなぜと聞いてきた。
母は私達のために・・・
父親が好きだった・・・
などの返事ばかりだった。
エンカウンターの時にも出てきた事。
私はわが子が生まれてきてくれて余計に両親に対して
なぜなぜなぜという怒りが強くなっていて、それが言葉になった。
私 私は、DVの父親といる事はけして子供の為にはならないと思う。
お母さんが長男かのような幼い父親に手をかけているから
私達子供は甘える事さえ父親に遠慮しなければならなかった。
離婚できなかった理由は私達のためなんかじゃない。
母親 そうだね。お母さんがお父さんと離れたくなかったんだ。
それを認めたくなかった。
弱いお母さんでごめんね。
あなた達を巻き込んでしまってごめんね・・・
あなた達を沢山傷つけてしまった。ごめんね。
母は泣いた。
でも、お母さんは変わろうとしてくれている。
これからは遠慮しなくていいんだね。
ありがとう。おかあさん。
私もいっぱい涙が出た。
それからなんだか、自分に少し安心した。
自分の周りにいる人達にありがたいと思った。
私の中の子供も少しずつ成長している感じがして
とても、不慣れな嬉しさがこみあげてます。
では、また、来週!!


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