2015年09月28日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

「自己分析」再考

「自己分析」という言葉はよく聞かれる。
CSNでも「自己分析とコミュニケーション」と
題する講座を開催していたこともあった。
進学や就職などの進路決定にも自己を分析して
臨むことは必須と言われている。

 いかに行動するかを決定するためには
自分を知らなければならない。しかし自分に
ついては、知っているようで本当のところは
よく分かっていない。そこで心理テストや
性格テストを行って、自分の傾向や特徴を
明確化しようとする。

 「自己分析」などというと何か特別に
難しいことをしている気にもなるが、そんな
こともない。要するに自分がどんな感情に
やられやすく、それ故どんな考えを持ちやすく
そして、何に引っ張られて行動しやすいか
ということを、冷徹非情に追究していけば
いいのである。だが、この「冷徹非情」と
いうのが結構難問なのだ。

 人間どうしても自分に甘い。
自分をとことん切り刻むのは苦手である。
しかし一流のアスリートや勝負師はあえて
それに挑む。

 米国の天才チェス少年と言われた
ジョッシュ・ウェイツキンは、「自分は
局面が大きく変わるときにミスをしやすい」
などといった自己分析を駆使して厳しい戦いを
勝ち抜いた。太極拳をやり始めてからは、
「反則を繰り返す相手への自分の苛立ちの根本
には、反則のダメージへの恐怖がある」のだと
自らの心の底を見定める。ウェイツキンは
対処法を徹底して練習し、その弱点を克服した
という。

 そんな話を読んでつらつらと考える。
私の心の底を「冷徹非情」に眺めれば、
カーッと頭に血がのぼるような激高や、
底なしの沼に引き入れられるような絶望、
といったマグマのような感情が、常にその
深奥でぶくぶくと泡立っている。こうした
マグマをハラワタひっくり返して俎上にのせ、
間近に見据えるにはかなりのエネルギーが必要だ。

 だが、日常に沸き起こる感情の断片に容易に
足元を掬われないためには、そのくらいの
「冷徹非情」な自己分析の覚悟がいる。本気で
取り組もうとするならば、その辺のセミナー
なんかで扱えるほど生易しいものじゃない。


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2015年09月19日


男N <男Nのニートからの旅立ち>

わかりかけてきた主体性

安保法案の顛末を見続けて19日未明・早朝、
眠れないのでブログでも書こうかと思い立った次第。

国会前には行かず家のPCでツイッター情報に釘づけ。
体調が悪かったのもありますがスマホを持ってないのも理由のひとつ。
SNS情報がないと不安なんです。
依存症かもしれませんが。
でも大手新聞・地上波テレビ局は僕には信用できない。
特にNHK・NHK・NHK・・・

可決されるまでは絶望感に苛まれていたのですが、
可決されてしまうと驚くほどにスッキリ爽やか。
IWJチャンネルで見たSEALDsの奥田君や山本太郎議員の影響かな。

たいして考察もせずに言ってしまいますが、

主体性なんですよ。
主体的な行動をするならばまとわりつくノイズなんてどうでもいい。

僕が何回か国会前に行ったのも主体的行動です。
自分で行きたいから行っただけです。
政治にはこれからも主体的に関われるような気がしています。


あ、それから追伸的に書くと、
雨漏りは止まりました。
上の階の排水溝をなんとかしたのが効いたようです。
あとは上の階の補修工事と、
僕の部屋の補修工事ですが、
雨続きな影響もあって僕の部屋の工事は始まっていません。
でもそのために必要な片づけは半分くらい終わりました。
こちらは主体性に乏しくノイズに惑わされて亀の歩みですが、
それでもなんとか片づけを終えるメドが立ってきました。



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2015年09月01日


かなりん <カウンセラーかなりんの遊々随想>

若き福祉人からのエンパワメント

 昨日の朝、起き端のボーっとしたモードで
新聞を繰っていたら、突然見知っている顔に
出会ってびっくり。このところ何度か渋谷区の
ホームレス支援プロジェクトでお会いしている
駒崎弘樹さんであった。

 数日前から日経朝刊の1面に連載中の
「働き方Next」と題する特集で、それに関連する
コメンテーターの一人として大きく写真入りで
報道され、若者の働き方に関する意見を述べている。
いや堂々たるもんだ。

 彼は病児保育を手掛けるフローレンスという
NPO法人の代表理事で、上記プロジェクトのメンバー
であるNPO法人もやいの大西連理事長と同様に
てっきりまだ20代かと思っていたら、記事には
35才とある。だが若いことには変わりがない。

 プロジェクトのメンバーは、他にやはり
小柄で可憐な感じの若い女性で、NGOの世界の
医療団に所属し、東京プロジェクトという
ホームレス支援を展開する中村あずささん。
若者のなかに入ってまあ幾分年が目立つ中年男性、
首都大学教授の岡部卓先生と、とっても年が目立つ
老年女性の私の5人である。

 駒崎氏は、プロジェクト会議でも率先して
ファシリテーターを務め、会議をリードしてくれる
頼もしい存在だ。若者3人と身近に接していると、
最近の若い才能は、営利企業よりNPOやNGOといった
非営利団体に集まっているんじゃないかと
思えてしまう。

 そして昨日の夜は、もう一人の知り合いの
福祉人にメディアを通してお目にかかった。
NHKテレビ「プロフェッショナル」で放映された
谷口仁史さんである。谷口さんは、佐賀県のNPO
スチューデント・サポート・フェイスの代表理事。
引きこもりや被虐待児の支援に全身全霊で取り組み、
昼夜を問わず駆け回っている。

 彼とは福生の若者支援塾にアウトリーチの研修に
伺ったときにお会いして、「いや、佐賀にはすごい
若者がいるもんだ」と感銘を受けた。その当時まだ
弱冠20代だった彼も画面では38歳。福祉人として
一回りも二回りも大きくなった感じである。

 毎年律儀に年賀状をくださる彼の、相変わらず
とてつもなく頑張る姿を見ながら、私も若い福祉人
たちともうひと頑張り、という気にさせられた1時間。
これぞエンパワメントである。


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